誰か世界を変えてくれ！【ヒプマイ】

変革3 ページ5

前略。


テリトリーバトルを見た。



正直、最初っから最後まで舞台上のサマトキさんに気をとられて内容なんて全く覚えてない。

というかサマトキさん、出演者だったんだね。
お取り巻きさんたちもいた。チームだったんかい！


彼らはヨコハマ・ディビジョン代表のMAD TRIGGER CREWというかかなり有名なチームだったらしい。知らなかった。

今日ほど自分の無知さにあきれ返った日はないよ。


バトルは、ほとんど覚えてないけど、すごかった。

間近でヒプノシスマイクを使ったバトルを見るのがはじめて、まあヒプノシスマイク自体初めて見たんだけどね。



こうして私は、世界を変えるビッグチャンスを無下にしてしまったのでした。





後悔しても月日は流れていき、私は普通の日常に戻った。

私は友達は多くないし、根暗女子だからキラキラJKではないけど普通のよく居る女子高生だ。THE普通。モテ要素なんてないし(女子校の時点で察しだけど)彼氏いない歴=年齢だ。


つまり、男性経験はない。
必要以上に男と接するつもりはない(弟は除く)。



まあ、そんなことはどうでもいいけど。テリトリーバトルで起こった、あれは、夢だったと思おう。

「次会ったとき」とか言われたけど日本の人口はおよそ1億2800万人。そんな大量の人の中から私を見つけ出すなんて、一般人には不可能なんだから。



だから気のせい。



後ろからなんか高級そうな黒塗りの車が追いかけてくるとか気のせい。

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