呆れた恋 (ページ34)

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玉｢俺たちもう1回やり直そう、お願いします｣

｢私はそんな...アイドルとかと恋は出来ないよ｣

玉｢俺は本当に会いたかった｣

あなたに抱きしめられた時、

4年前生きてて良かったって思った

あの時は仕事が無くなって生きてる必要を失った

大好きな玉森さんとも関係を絶たなくてはならなかった。

自分の居場所全てを失って、アメリカに移住して、高瀬ちゃんと言う友達を超えた大切な人と出会った。

元々向いてなかったとかよりも、全てを失っても生きれと言われている運命なのかもしれない

｢私も会いたかったずっと｣

全ては高瀬ちゃんが鍵を握っていた

高瀬ちゃんがコンクールに招待してくれなかったら、私はずっとアメリカで独りの生活を送っていたと思う

｢もう逃げたりしない、から私と一緒に居てくれますか？｣

｢玉森さん？｣

玉｢うん、ちゃんと向き合う。宜しくね、中本Aさん。｣

私たちは新たな生活を向かおうとした