呆れた恋 (ページ25)

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キスマイBUSAIKU!?の収録が無事終わり、

私は、藤ヶ谷先輩？さん？に声をかけた。

｢今って時間空いてますか？｣

藤｢うん、いいよ｣

使われて無さそうな会議室に二人で入る。

｢藤ヶ谷さんって私の高校の先輩なんですよね？｣

藤｢そうらしいね。｣

｢私、実はきっかけが藤ヶ谷さんで。私が藤ヶ谷さんに先輩として恋してました。ずっとすきで。でも今も昔も、ちっとも私を相手にしてくれない。どうして？｣

今までの不満ずっと言った。

だって、辛かった。

もっとハッピーエンドな恋してたかったのに...。

藤｢うん、そうだったのかもね。今改めて好きって言われても、俺アイドルだからそんな、夢のような話は出来ないよ。｣

｢そっか、私は魅力無いですもんね？｣

藤｢そんなこと言ってないでしょ｣

｢ごめんなさい。時間もらったのに、こんな私の話聞いてもらって。｣

私は会議室を出た。

私はいつも一緒の佐藤マネージャーにも連絡せず、手ぶらで街を歩く、

向かう先は

やっぱり

雑居ビルの屋上。

スタジオから2時間でついた。

今日はお金持ってきてないから

ゆっくり黄昏よう。