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育成スクールに通う毎日
忙しかった。
いつの間にか17時にビルの屋上の事すら忘れていた。
そして玉森君のことも、藤ヶ谷先輩も、
たまに思い出すと、元気かな？って思う程度。
あのコンサートから2年経って、高校卒業と共に私は事務所に正式に所属した。
佐藤『今日も頑張るわよ！！』
スカウトしてくれた佐藤は私のマネージャーになり、私は女優という名の肩書きになった。
久しぶりにビルの屋上に行きたいな
｢佐藤さん、よければあのビルで降ろしてくれますか？｣
佐藤『いいわよ！気をつけてよ』
｢ありがとうございます。｣
今日は17時に間に合う。
2年ぶりでも、貴方はここに来てくれるのかな？
とか、その時は思ってた。
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作者名：愛美 | 作成日時：2018年7月27日 11時
