後輩、幼女とデートする ページ11
shpside
『しょぴ！』
「あぁ、Aやん」
足元でぴょんぴょん跳ねて抱っこをして！とアピールをするAを抱き上げる。
「どうかしたん？」
『おかいものいきたいー！』
「何か買いたいん？」
少し前にAが攫われた事もあり皆Aの動きには注意している時期。
お買い物かぁ……。行かせてやりたいけどゾムさんたち許してくれるか微妙やな…。
1人でうーん、と考えているとAがキョロキョロと周りを見渡し、俺の耳に口を近づけて
『ちーのね、ここに来ててもうすぐ2年なんだって！そーでね、Aちーのにいっぱいなかよくしてもらってるからね、すきなのあげたいの！』
「なるほど…。グルッペンさんとゾムさんに聞きに行きましょうか。俺も着いて行くんで」
『わーい！』
チーノが来てもうすぐ2年が経つのかと思うのと共に時間が過ぎていくのは早いなぁと1人考える。
「よし、じゃあ総統室行きますか」
『うん、おててつないでこ！』
小さくてやわこい手を握り総統室まで歩く。
Aもすぐ大きくなっちゃうのかなと思いつつ、成長を楽しみにしている自分がいた。
「年寄りみたいなこと考えてんなぁ…」
『？どしたのー』
「なんでもないで。ほら、コンコンって出来るか？」
『できゆ！』
元気に返事をして、コンコンと頑張ってノックをするA。
『Aでしゅ！しょぴも居るー！』
「あぁ、入れ」
「失礼しまーす…」
オレがぺこりとお辞儀をしてから入るとAも真似してお辞儀をする。
『ぐるぺ！』
「なんだ？」
『しょぴとデートしたいの！』
「許さん！！！！」
「わ、ゾムさん居たんすか」
ダクトから大声とともに落ちてきたゾムさん。
「ショッピ！！！ウチのAに手ぇ出してんとちゃうぞ！！」
「いや、Aからのお誘いっす」
『Aがデートしたいって！』
「うちの姫は皆にモテモテだな」
「A…。俺の事が好きやったんじゃないんか…？」
『いまはしょぴー！』
無邪気な笑顔でギュッと俺に抱きつくA。
「……尊い」
「ほら、ショッピ君これ駄目やん犯罪者予備軍っすよ！？」
「はぁ…。まぁ、良いだろう。ちゃんと注意して行くんだゾ」
『やちゃ！』
「え、グルッペン俺も行きたい！」
「お前は書類が残っとるやろ」
「そんな…」
「A〜、ゾムさんにもお土産買おうな！」
『うん！たのしみにしてて！』
next>＞＞＞
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 962人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
もちもち(プロフ) - フレンチクルーラーさん» コメントありがとうございます！復帰直後なのでまだまだ掴めてないところがあるかもしれませんがこれからも読んでいただけると嬉しいです！ (8月30日 0時) (
レス) id: 7fa438e99f (このIDを非表示/違反報告)
フレンチクルーラー(プロフ) - リクエスト聞いていただきありがとうございます面白くて好きです (8月28日 16時) (レス) id: 2e81a6143c (このIDを非表示/違反報告)
もちもち(プロフ) - フリーデンさん» 返信が大変遅くなり申し訳ございません。面白い、その一言がとても嬉しいです。これからの活動の励みになります…!ありがとうございます!! (8月9日 12時) (レス) @page21 id: 7fa438e99f (このIDを非表示/違反報告)
フリーデン(プロフ) - 最高に面白いです！最初から読ませてもらいましたが、面白い、この一言に限ります！w (2021年7月26日 17時) (レス) id: ee72ff3041 (このIDを非表示/違反報告)
もちもち(プロフ) - ReiHetaさん» 了解しました！今回も楽しそうなリクエストありがとうございます！今書いてるものが書き終わったら書き始めますので少々お待ちください！ (2021年3月11日 15時) (レス) id: 545e7a664d (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：もちもち | 作成日時：2021年3月10日 20時
