8 ページ9
.
あの後、泣き疲れて寝てしまったAを俺の部屋に運び、1人リビングで呆けていた。
そういえば、Aの親は心配していないだろうか。
そう思った俺はAを起こして確認することにし、静かに俺の部屋へと向かった。
ｶﾞﾁｬｯ
「おい、A」
『………ん……？』
「もう8時だ、親が心配してるんじゃねーのか？」
『ｯ！！
親は、交通事故で…………』
「！！………悪い」
『不動は悪くない』
俺は悪くないと言ってくれたA。本当に優しい奴だ。
「…………なぁ」
『なに？』
「日曜日、どっか行かねぇか
＿＿＿＿＿＿2人で」
俺は何時ものポーカーフェイスを保ちながら言った。断られることよりも、淡い想いと胸の高鳴りを悟られないことを考える。
『…………もし行くなら、どこに行くの？』
「何処でも、Aが好きな所を選べ」
『………じゃあ、水族館に行きたい』
「！！
わかった、楽しみにしとけ((微笑」
誰かを誘うのってこんなにも難しいことだったかな。
Aと水族館デート。
………と言っても、ただ出掛けるだけなんだけど、想い人となると楽しみで仕方がない。
あぁ、早く日曜日にならねぇかな。
.
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 9人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ナス娘(プロフ) - 黒蛇さん» 此処まで読んで頂きありがとうございました！1ですねかしこまりました！m(_ _)m (2017年8月28日 23時) (
レス) id: f6b49cbc84 (このIDを非表示/違反報告)
黒蛇(プロフ) - 完結おめでとうございます。私は、1がいいです! (2017年8月28日 19時) (レス) id: b54b106d08 (このIDを非表示/違反報告)
ナス娘(プロフ) - カナエさぁぁぁぁん！！！貴方にはこの作品の間本当に元気付けられました！！！貴方からコメントが来る度にテンションマックスでした！wログインしてなかったんですね！了解です！良ければ次作もよろしくお願いしますm(__)m (2017年8月27日 21時) (レス) id: f6b49cbc84 (このIDを非表示/違反報告)
不動カナエ - 完結おめでとうございます！私は３ですねッッ！あっこみゅーはログインしてないので無理でした！ (2017年8月27日 9時) (レス) id: 9f70ff4de4 (このIDを非表示/違反報告)
ナス娘(プロフ) - 不動カナエさん» ごめんなさい、私もかなり前に始めたもので、説明の言葉が出てきません。本当にごめんなさい(´×ω×`) (2017年7月20日 17時) (レス) id: f6b49cbc84 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ナス娘 | 作成日時：2017年4月4日 15時
