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嘘8コ ページ10

貴方side

貴「・・・誰ですか」

ここは屋上。
約束通り先輩からジュースをおごってもらって、ここまでやって来た。

?「クロ・・・その人誰」

黒「悪ぃ研磨、待たせたな」

先輩と二人っきりをどうにか乗り切ろうと思っていたのに、なんか知らない人がいた。
しかも、この人先輩の知り合いみたいだし・・・。
てか、プリン頭!
おとなしそうな顔してるのに、金髪に染めたの!?

無理無理無理無理無理!!!!!
こんな人も加えて話なんかできない!!
私のHPはもう0です!!!

黒「こいつは孤爪研磨。2年生で、同じバレー部でセッターやってる」

孤「・・・どうも」

黒「んで研磨。こいつがA!」

貴「・・・は、はじめまして」




孤「何か、クロが迷惑かけてるみたいで、ごめんね?」

貴「いえいえ、気にしないでください」




黒「お前らな・・・まぁいいか。とりあえず、飯食おうぜ」

・・・余計な事考えずに、私もご飯食べようか。
ここは私にとってアウェーすぎる。
だってさ、バレー部に挟まれてるんだけど!?

孤爪 私 黒尾

何この状況!!
え、何で!?

貴「あの、孤爪先輩・・・なぜ私が真ん中何でしょうか?」

孤「研磨」

貴「・・・はい?」

孤「研磨でいい。俺、そういう上下関係とかどうでもいいから」

貴「いや、でも・・・」

黒「研磨は本当に気にしてねぇから、お前も気にしなくていいぞ」

貴「・・・なら、研磨さんでいいですか?」

孤「うん・・・」









黒「んで、いい加減マネージャーやってくれる気にはなった?」









貴「いえ、全然」

始まった・・・。
今日は絶対に長引く気がする・・・。

孤「あぁ・・・クロがストーカーしてたの、Aだったんだ」

貴「そうです」
黒「おいコラ研磨!!ストーカーなんかしてねぇよ!!」

孤「てかさ、何でクロはいきなりマネ勧誘なんか始めたのさ・・・探すのも面倒くさいからいらないとか言ってたのに」




黒「今度の春高は、バレーだけに集中してぇんだよ・・・」




貴「!!」

春高って・・・。

貴「・・・3年は最後の、大会か・・・」




黒「やっぱり、知ってるんだ〜」









墓穴ほったぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!!!









黒「・・・Aちゃん?聞かせてくれるかな??」

孤「・・・ちょっと興味あるかも」

貴「ああ、もう、わかりましたよ・・・」

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作者名:紫杏 | 作成日時:2017年2月14日 23時

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