100話 ページ7
食事はあっという間に終了し、Aは海を眺めていた…
「綺麗だなぁー
……上に登ろうかな」
スタスタスタ
「よっと！
あーやっぱり上から眺めるとさっきと景色違う！
海って面白い！天気も良いし！
本あるから読もう！」
数時間後
バッサバッサ
うとうと
「……なんか
……綺麗な
……青い鳥が飛ん…でる
綺麗だ……なぁー
……スゥースゥー」
バッサバッサ
ストッ
マルコ「……ありがとうよいA」
と言いながら寝ているAの隣で起こさぬように、ゆっくりと座った
こくりこくり
こくりと首を上下に上げ下げしているAを見てマルコは
そっとAの顔を触れ、自分の肩に乗せた
マルコ「……ふぅー」
ボトッ
マルコは何か落ちたと思い、隣を見た
Aが読んでいた本である
マルコ「本？」
スッ
マルコ「……神に使えた妖精の物語？」
海軍本部
たしぎ「スモーカーさんこれ読んだことあります？」
スモーカー「あ？なんだその本？」
たしぎ「これ神に使えた妖精の物語って言う本なんですけど、嘘のようで本当にあるようなお話なんですよ！」
スモーカー「なんだ嘘のようで本当にあるような話って？
変わった本を読むなたしぎ
それでどういう内容なんだ？」
たしぎ「内容ですか？
えっとですね」
遠い
昔のお話である
数千年に一度神が人間の世界へ降りる日のことである
神が降り立った場所は、美しい湖が広がり、神の世界では見れないたくさんの動物達
そして
花のような美しい妖精達と出会った
神は妖精達と触れあいたいと近寄りました
だが近寄った瞬間神は妖精達の姿を見て驚きました
体が細く、美しいはずの羽がボロボロとなっていた
その姿を見た神は妖精達に声をかけました
“そちらに行ってもいいですか？”と優しく言った
妖精は不安もありながらもどうぞと言った
神はありがとうと言いながらゆっくりと近づいていった
それから数時間がたった
そして
“わたしの力で治しても宜しいですか？”と言った
すると妖精は涙を流しながら
“本当に治りますか？”と
神に聞いた
その言葉に神は頷いた
その後、神の力で妖精達は美しい姿になった
そして妖精達は
“あなた様にお仕えします”
と言った
次へ行く
妖精は二人です！
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作者名：カオアップル | 作成日時：2022年11月30日 21時
