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117話 ページ27

「では、はぁーーすっ」


Aは息を吸って笛を吹いた








全員「「……?」」


Aは笛を吹いているが、音がなっていないことに全員が固まった



「よしっオッケー!」


マルコ「……音がなってなかったよい?本当に大丈夫なのか?」


「あっはい!大丈夫ですよ」ニコッ


イゾウ「本当に来るのか?」


「人には聞こえないんです!


あの子しか聞こえないんです


この音は!」




すると




ビァーー



ビァーーー




「おっ来た!」


マルコ「どこにいるんだよい?」


イゾウ「マルコあれだ!」


サッチ「うおーー!デッケェーー!」


「コルーー!ここだよぉーー!」


ヒラヒラ


Aは腕を開けて手を振った


そして


バサッバサッ


ドォーン



コル「ビァーー!ビァーー!」


コルと言う美しい白い大きな鳥がモビーディック号に降りた瞬間、Aは素早く近づき


スタスタ


ナデナデ


「コルよく来たね!ありがとう!」ニコッ


コル「ビァーー!コルルッコルルッ」


小さな手で大きな鳥の鼻を撫でた


マルコ「……こんな鳥がいるんだねい


どこで見つけたんだよい?」


「えっあーたまたまこの子が小さいときに船に乗ってたので、家に連れていって育てたんです!」


イゾウ「へー」


サッチ「白くて綺麗な羽だな!」


「へへっ」(海賊の船に乗ってたので保護したなんて言えない!)


スタスタ


ナデナデ


マルコ「お前綺麗な鳥だねい」ニコッ


コル「ビァーー!コルルッコルルッ」


「あら珍しい、この子が他の人になつくなんて早々ないのに


ふふっマルコさん良かったですね」ニコッ


マルコ「そうなのかよい?それは嬉しいねい」


サッチ「俺にも触らせてくれ!」


と言いサッチが撫でようとした時



クンクン


サッチ「ん?」


「どうしたのコル?」



コルはサッチに近づき、なぜか匂いを嗅いでいた


そして



コル「ビァーー!」



カプッ


サッチ「うおっ?!なっ何だ急に!」


パクッ パクッ


「ちょっコルどうしたの?!ダメだよサッチさん食べたらお腹壊すよ!」


サッチ「えーそこ?!そこなの!」


マルコ「多分だがサッチのフランスパン型の髪が気になるんじゃねーのかよい?」


「あっ確かに美味しそうな髪型してますよね」ニコッ


サッチ「そうだろそうだろ!フランスパっじゃねえーよ!


リーゼント!これはリーゼント!」


「ふふっだってコル」ニコッ


コル「ビァ?」


全員「あははあはは!!」

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作者名:カオアップル | 作成日時:2022年11月30日 21時

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