114話 ページ22
「何を？」
？「……
あなたのために私は戻るわね」
「えっ戻るって…
どこへ？」
？「……」
スゥー
「ちょっあなた体！」
？「……もう少し
待ってて
マルコにぃ…」
「えっ
あっ！
いない……」
突然現れて
突然いなくなった
幼い女の子
すると
急に回りが炎に包まれた
「うわっ！ほっ炎！
あちちっ！あちっ！」
と言いながら、慌てているA
だが
「……あれ熱く
ない？」
なぜ熱くないのか考えようとしたとき
一人が通れるぐらいの道が目の前に出来た
「……進めってことかな？」
と言い歩き出した
スタスタスタ
「……あれ？
あれって
白ひげさん？
白ひげさーーーん！」
Aは白ひげの名前を呼びながら、白ひげのところへ向かった
だがAは歩みを止めた
なぜなら
白ひげの腕の中には
スヤスヤと
眠っている
小さな赤ん坊がいたからだ
そして思った
どこか自分に似ていると
そして赤ん坊を触れようとした瞬間
スッ
手がすり抜けた
「……そっか
ここは誰かの記憶の中なのね
けど誰の？」
数秒間考えたが分からず、考えるのを止めようとしたとき
もう一人、白ひげの前に倒れている人がいるのに気づいた
Aはその人物を目にした時
ポロッ
ポロッ
「あっあれ？
なんで……
グスッ
なっなにこれ
涙が……止まらないよぉー」
そうAの瞳から、綺麗な滴が流れていた
そして次第に胸は苦しくなる、しかしどこか
すごく会いたくて
会いたくて
ずっと会いたかった人のような気がしていた
「あっあなたは！」
と言った瞬間
また景色が変わった
しかし景色が変わろうとした時、その人物の顔を見た
その顔を見た時Aは笑った
そして
次の記憶は
白ひげ「グララララッ
今日も元気だな“A”！」
『うーあー！へへー！ううー！』
「……えっ待ってもしかして
あの子って！」
スタスタ
？「親父に抱っこされるときの笑顔はやっぱ違うよい」
白ひげ「んそうかーマルコ！グララララッ！」
マルコ「あー見てれば分かるよい
全然違うよい」ニコッ
「っマッマルコさん……」
(マルコさん若い……
てか)
「……ふふっなんかマルコさん可愛い」ニコッ
マルコの若き姿を見て笑った
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作者名：カオアップル | 作成日時：2022年11月30日 21時
