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玖話 ページ10

紅丸side


はぁー見回りも終わったし帰るか


スタスタ


ん?あれは紺炉じゃねぇーかなにしてんだ?



紺炉「うーん流石におせぇーなA…」


紅丸「紺炉!」


紺炉「おっ若帰ったか」


紅丸「ここでなにしてんだ?」


紺炉「いやお使いを頼んだAがまだ帰ってきてないんです」


紅丸「は?どう言うこと」


おじさん「おっ紅丸ちゃん紺炉さん!ここにいたか!」


紺炉「どうしたんだおやじそんなに慌ててなんかあったのか?」


おじさん「あったも何もあんたらっとこの女の子が知らない女に声をかけられてて三人の男に囲まれてるのを見てよ!ヤバイと思って探してたんだ!」



は?知らない女?


紅丸「おいじじぃー!」


おじさん「なんだい紅丸ちゃん!」


紅丸「Aが何処にいるか教えろ!」


紺炉「若っ!」


おじさん「おう!」





待ってろよA…


今行くからな




紅丸side終了




何でわたしはいつもこの人に役立たずと言われるんだろう


何かわたしは知らないうちに悪いことでもしたのかな


いやなにもしてない逆に閉じ込められていた



あの何もない冷たい部屋に一人で


ずっと一人であの部屋に








「……これは聞かせてください。相手は何処ですか。」



母「…



灰島よニコッ」



「っ?!何でまた灰島…」



何でよりによっても灰島なの


もうあそこだけは二度と行かないと思っていたのになんで!



Aは手から血が出た。強く手を握ったのだ



母「いいじゃない役立たずのあなたが役に立てるのよ?いいことじゃない」




「……たし…じゃない」


母「はぁ?何言ってるか分からないは、大きな声で言いなさいよ」



頭を下にしていたAは顔をあげた
目には涙がたまっていた


そして







「っわたしは役立たずじゃない!わたしはあなたのおもちゃじゃない!わたしは浅草にいるある人たちに出会って始めてここにいたいと思った!





だからわたしはあなたの言う事を聞きません。わたしはここに浅草にいたいんです!」


母「っこの役立たずが!いいわなら



殺してあげる」


キラン



「っ?!」


女の右手に持っていた刃物を見た瞬間Aは固まった

いや怯えていた何故なら




その刃物はAの背中を傷つけていたものだったからだ



(どうしよう誰か誰か!足が動かない…)


紅丸『俺の名を呼べ』



紅丸さん…紅丸さん!


「っ紅丸さん助けてぇぇーーー!」

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カオリ(プロフ) - やよいさんコメントありがとうございます!違う作品を書くのに夢中になってしまいました!楽しく読めていただけて嬉しいです!更新していきますので、これからもよろしくお願いいたします! (2021年4月2日 18時) (レス) id: ef7223e9a6 (このIDを非表示/違反報告)
やよい - とても面白かったです 文をまとめるのがすごく上手ですらすら読めて見ていて楽しかったです!更新楽しみにしています (2021年4月2日 16時) (レス) id: 90306a3c24 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:カオアップル | 作成日時:2021年2月21日 1時

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