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漆話 ページ8

着物は選んでAがお会計を払おうとしたとき紅丸がお会計を払っていた


「紅丸さんわたしの着物なのでわたしがお会計をします!」


紅丸「いい」


「でも」


チャラチャラ


紅丸「ババァーありがとな」


おばさん「いいのよ。フフッ紅丸ちゃんそこにいる子はまさか」


紅丸「ちげーそんなんじゃねぇー」


スタスタ


「紅丸さんすみません。ありがとうございます。」


紅丸「いいから行くぞ。俺が好きでやってんだ。次行くぞ。」


「はい!おばさんありがとうございます!」


おばさん「いいのよ!浅草を楽しんでらっしゃい!」









その後着物屋から出て団子を食べ、色々なお店を見て周り、笑顔な顔で紅丸に声をかけたり、周りの景色を見て目をキラキラと輝かせているAを見て紅丸は





紅丸「ふっお前の顔はコロコロと変わるな」


「あっすいません。楽しくって」


紅丸「そうか」


スタスタ



もう夜になったが未だに帰らない二人


「べっ紅丸さんそろそろ帰らないと紺炉さんが心配しますよ?」


紅丸「大丈夫だ。紺炉には遅くなることは言ってある」



実は知ってません。いや言ってません。



一方紺炉はというと



紺炉「はぁーだろうとは思ったが若に遅くなるときは前もって言ってくれると助かるんだがなはぁー」


ヒカヒナ「「紺炉ー!腹へったぞコノヤロー!」」


紺炉「分かった。先に飯食うか。」




紺炉終了



本当に大丈夫かな?


スタスタ


紅丸の後ろを歩いてたAは考えながら下を見ていた


ドンッ


「いてっ!ごめんなさい紅丸さん」


紅丸「空を見てみろ」


「空ですか?」


紅丸に言われて空を見上げると



「うわぁー綺麗!綺麗です紅丸さん!」



空にはキラキラと輝く綺麗な星があった



「宝石みたい…」



紅丸(ふっ見せにきて良かったぜ)



数分間星を眺めていると



紅丸「さてっそろそろ帰るか。紺炉が待ってる。」



「はい!あっ紅丸さん!」


紅丸「なんだ?」


「今日はありがとうございます!凄く楽しかったです!ニコッ」



紅丸「そんなことか。いいから帰るぞ。」


くるっと背中を向けゆっくりと歩いた
だがその歩くスピードはAに合わせた
歩くスピードだった



(紅丸さんって本当は凄く優しいんだよね。)



紅丸(なんだろうなAの笑顔を見た瞬間こう胸がキュッと締め付けられるような感覚がした)



紅丸は気づいていない









恋と言う事を

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カオリ(プロフ) - やよいさんコメントありがとうございます!違う作品を書くのに夢中になってしまいました!楽しく読めていただけて嬉しいです!更新していきますので、これからもよろしくお願いいたします! (2021年4月2日 18時) (レス) id: ef7223e9a6 (このIDを非表示/違反報告)
やよい - とても面白かったです 文をまとめるのがすごく上手ですらすら読めて見ていて楽しかったです!更新楽しみにしています (2021年4月2日 16時) (レス) id: 90306a3c24 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:カオアップル | 作成日時:2021年2月21日 1時

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