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9話 ガラス玉2 五条side ページ10

五条side


じぃやが部屋を出たあと俺はまたガラス玉を見ていた



五条「……あれはどこだったんだろうな」













そうあれは紅葉が見頃の頃だった


急に親に出掛けるぞと言われ、急いで車に乗ったことを覚えている



んで急に眠くなって、寝てて、そしたらいつの間にか知らねー場所についてたな


お袋に起こされて、車から降りて知らねー大きな家につくと、人数は少なかったが人が数人並んでいた



そいつらは使用人だった


そしてその使用人達の真ん中に偉そうに腕を組んで待ってる奴がいた



すると親父が待たせたなと言った


そしたらその偉そうに腕を組んでいた奴がよく来た


と少し笑顔にそう答えた


俺はその顔がどこか


気持ち悪かった



作り笑顔のようで


その後中に入ったが、親父から話があるから、外で遊べと言った



五条「……遊べと言われても、ここどこだがわかんねっつーの!」


と俺は小さい石ころを蹴った


そして蹴った石ころの先に


小さなガラス玉が落ちていた


俺は歩いてそれを拾った


五条「……なんだこれ



きれーー…」


少し太陽の光を浴びせると、キラキラと輝いた

すると急に突風が吹いた


ビューー


紅葉となった葉っぱが宙に舞っていたのが分かる


だがあまりの突風に目を瞑った


数秒後、俺は突風が止んだのが分かって目をゆっくり開けた


五条「なんだったんだ今のは




ん?」


俺の後ろから誰かの気配を感じて、後ろを振り向いた














そこにいたのは



















美しい紅葉の着物を来た女がいた


その女はすごく綺麗だった


よく見ると女の首には俺がさっき拾ったガラス玉と同じ色のやつが紐に潜らされているのが分かった


これはあいつのかと思った
だから渡そうと思った


五条「あっ……」


俺はその女に近づこうと足を動かそうとしたが、なぜか体が動かなかった


そうこうしている内に女が走って去っていった



五条「……渡せなかった」


俺は手に持っていたガラス玉を渡すことが出来ないまま、この場所を去った


去る前に探したが、どこにもいなかった

もう少し探そうとしたが、急に親父が怒鳴りながら、偉そうにしていたやつにもう2度とここへは来ん!


と言っていた


そう
それ以降俺は、どこだか分からない
あの場所へは行っていない


誰に聞いても場所を教えてはくれなかった


そのときのじぃやはぎっくり腰で暫く五条家にいなかったから、聞かされていなかったようだ

10話 ガラス玉3 五条side→←8話 ガラス玉 五条side



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作者名:カオリ | 作成日時:2023年10月10日 0時

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