26話 私たちと色んなことを ページ27
五条と夏油が何かに驚いた
理由は
ポロポロ
Aが泣いていたからである
硝子は一人微笑んだ
泣いている理由を分かっているから
硝子「……美味しいね」ニコッ
「グスッ」
コクリ
パクッモグモグ
Aはコクリと頷き涙を流しながら、パクパクとパンケーキを食べた
その光景を夏油と五条は見ていた
カフェを出てその後、硝子、夏油、五条がAの服を選んでいた
硝子「よしっこれも買おう」
夏油「これも似合うしこれも、これも…」
五条「あれも買おうぜ」
「待ってください待ってください!
かっ買いすぎではないでしょうか?!」
硝子「えっそう?
これぐらい普通だよ
あっあれもいいな」
夏油「試着してみようか」
五条「これも試着してみろよ」
「えっとえっと…
わっ分かりました」
とこんな感じで2時間半続いた
そして
硝子「よしっお前らはどこかで待ってろ
わたしはAの凄く大事な服を買ってくる」
「大事な?」
硝子「そう凄く大事な服だよ」
夏油「分かったよ、んじゃ悟あそこにある椅子に座ろうか」
五条「おー」
硝子「んじゃ行こうかA」
「はっはい」
スタスタ
「あっあの家入さん、何を買うのですか?」
硝子「服は買ったけど、大事なの買ってないでしょ」
「あのその大事な物ってなんでしょうか?」
硝子「……し、た、ぎ!
これから下着を買いに行くの!」
「……下着
確かに買ってないですね」
硝子「でしょ
だからこれから買いに行くの
あいつらがついてきてたら嫌でしょ」ニコッ
「…そうですね」
硝子「よーしAに合う下着を買うぞー」
「……すいませんわたしなんかのために」
硝子「……なんかじゃないよ」
「えっ」
硝子「ふふっAはわたしの友達なんだから
買いに行くのは当たり前でしょ
あっ友達って言ってよかった?」
「友達……
あの友達とは何をすればいいんでしょうか
わたし…その…」
硝子「……」(そっかAは…)
そう彼女は心を失った
心を閉じた
だから何も分からないのだ
硝子「少しずつ分かっていけばいい、わたしといや
私たちと色んなことを学ぼう
Aの知らないことたくさん教えてあげる
見たことない物や、感情、人
たっくさん見ていこう」
「はい
よろしくお願いいたします」
硝子「ふふっよしっならまずはサイズを計らないとね」
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作者名:カオリ | 作成日時:2023年10月10日 0時