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21話 願い ページ22

夏油「うん構わないよ」ニコッ(少し怯えているような…)


五条「お前…
俺の事覚えてるか」


「……えっ?」


五条「あっいや何でもない…」


「?」


硝子「はぁーー疲れた!」


夜蛾「…悟、傑話がある」


五条「へーい」


夏油「分かりました」


硝子「わたしはここにいていいよね?」


夜蛾「あー構わん」


硝子「よしっならA少し話があるんだけどいいかな?」


「えっ構いませんが、お話とは?」


硝子「この前さお出掛けするって言ったでしょ
その場所の話ししようかなと思ってさ」


硝子とAが話をしている時、夜蛾は五条と夏油と一緒に部屋から出て教室に向かった






夜蛾「お前たちに話というのは他でもない







Aの事だ」


夏油「……一体どこから連れてきたんです?」


五条「……」


夜蛾「……とある任務で相手の屋敷に行ってな

そこで彼女を見つけた



















まっ暗闇の地下室でな」


夏油「地下室!」


五条「何で地下室にいたんだ?」


夜蛾「今はまだ分からないが、彼女はこう言ったんだ






親に売られたと」


五条「っ!」


夏油「売られた……


本当にそういうのが」


夜蛾「ある





あまり知られてないがこの日本のどこかで行われている」


五条「……」


夜蛾「地下で見つけたときはボロボロだった
体も細く、命がいつ消えてもおかしくなかった


そしてお前たちも気づいたかもしれないが

彼女には光がない

瞳の輝きが

売られた先で暴力とかをうけたのだろう

心を失った」



五条「だからか」


夏油「悟?何かあったのかい?」


五条「…俺あいつとちいせー時に会ってるんだよ」


夜蛾「そうなのか!一体どこで会った!」


五条「知らねー急に知らねー屋敷に連れてかれたからな

どこかは知らねーよ

ただ…」


夏油「ただ?」


五条「…ガキの頃のあいつには光があった

黄色に輝くような瞳


でも今のあいつにはなんも光がねぇー」


夏油「……」


夜蛾「それと彼女は男性を恐がっている

女性である硝子とは普通に話せているが、男性であるわたしと話すと少し怯えている


だからあまり怖がらせないように話してほしい」


夏油「分かりました」


五条「……おー」


夜蛾「今は少しずつだが笑うようになった

だからお願いがある」


五条「お願い?」


夜蛾「彼女を守ってくれ

彼女の心を救ってやってほしい」


五条「……任せろ」


夏油「ふふっ任せてください」

22話 こりゃー楽しみだ 硝子side→←20話 いつもの事



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作者名:カオリ | 作成日時:2023年10月10日 0時

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