18話 不安で仕方がない 夏油side ページ19
夏油side
朝の7:30に学校に到着したわたしは、お土産を手に持ちながら教室へと向かった
その途中悟と会った、たくさんのお土産を抱えて
夏油「やぁ悟あけましておめでとう
たくさんのお土産を抱えてるね」
五条「あけおめ〜俺の荷物よりも土産の方が多いんだぞ
おつまみとか、とかとか」
夏油「あはは
わたしもだよ硝子が喜びそうなの買ってきたよ」
五条「未成年は禁止のな!
んじゃ一緒に行こうぜ」
夏油「いいよ」
と言うことで一緒に教室に行って、硝子にお土産を渡した
凄く喜んでいた
だけど、いつもと硝子の様子がどこかおかしかった
夏油「硝子今から悟と一緒に」
硝子「ごめん夏油、わたし用事あるから」
夏油「そうか分かったよ」ニコッ
次の日
夏油「硝子、悟が今からゲーセンに行くそうだよ
一緒に行かないかい?」
硝子「今度にするよ」
夏油「そうかい?」
また次の日
夏油「硝子……電話してる」
硝子「あはは、なら終わったらすぐ行くからね
うんじゃあ」
夏油「珍しいね、歌姫さんとこの時間から電話してるなんて」
硝子「えっ歌姫先輩じゃないけど」
夏油「えっんじゃ誰と?」
硝子「内緒だ」
という感じで硝子がどこかおかしい
のは分かるんだけど…
悟の行動は早い
悟は迷いもなく、最近硝子が自分の部屋じゃない部屋に行っているというのを悟から聞いた
そして今悟と一緒にその部屋に向かっている
わたしは思う
本当に行って大丈夫なのかと
あとから硝子にボコボコに殴られ、怒られないかと
わたしは不安で仕方がない
それでも悟の足は止まらない
そしてついた
夏油「ここが悟が言ってた、硝子が出てきた部屋かい?
何も他の部屋と変わりはないけど」
五条「けどこの部屋からあいつ出てきたぞ」
夏油「うーーん」
五条「まっ取りあえず開けてみようぜ!
もしかしたら硝子いるかもだしよ!」
夏油「……今硝子がどこにいるのか分からないのかい?」
五条「あー知らねー!傑は知ってるのか?」
夏油「残念ながら、わたしも知らない
知らないが、本当に入って大丈夫なのかい?」
五条「大丈夫大丈夫、もし硝子がいたら部屋変えたのかーって言えば大丈夫だろ!」
夏油「そんなんでいいのかい?」
もう一度言う
わたしは不安で仕方がない
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作者名:カオリ | 作成日時:2023年10月10日 0時