弐話 ページ4
ﾊﾞｷｯ
ﾊﾞﾝｯ
ｸﾞｻｯ
ﾌﾟｴｯ←
ﾓｽ←←
ﾄﾞｽｺｲ←←←
「アンタみたいな忌み子が居るから、この村は
ずっと貧しいままなんだよ!!!」
「なんで産まれてくるかねぇ…邪魔もんが」
「とっとと死んじまいな。それが村のためだよ」
産まれてから毎日浴びせられる罵声と暴力
俺だって好きで生まれてきた訳では無い
勝手に産んだくせに産まれてくるななど訳の分からないことばかり言う
痛いしムカつくけど、気にするだけ無駄だ
てか後半の効果音なんかおかしくなかった???←
まぁ、それはいい
にしても暇でしかない
ずっと真っ暗な牢のような場所に入れられているから
外がどんな所なのかも分からない
太陽さえ見たことない
俺もう6歳よ?
光合成しないと体成長しないんだけど←
今頃俺と同い年の子供は外で走り回ってるんだろうな
外…どんなところなんだろう
空は青いと聞くが本当なのだろうか…
海という塩水があるらしい
冬には雪という白い氷のようなものが降ってくるらしい
一度でいいから見てみたい
彼奴らはそれらを毎日見れるんだろうな…
なんで俺ばかりがこんな思いをしなくちゃ
ならないんだ
彼奴らにもこの屈辱を味合わせてやりたい
そうだ
.
.
.
.
村人全員殺してしまおう
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田中(プロフ) - 面白いです！！頑張ってください！応援します。これから先も応援し続けます！p(^-^)q (2022年4月1日 18時) (
レス) @page42 id: dec6386a0b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：黄昏 | 作成日時：2021年12月26日 14時
