貧乏女子高生とマフィア〜告白編〜

〜初めてのデェト2〜 ページ30

中也｢ん｣

A｢え？｣

中原さんは手を出した

ん？

なんだろう・・

私の頭の中はハテナマークが広がった

中也｢手、は、はぐれねぇようにするためだ｣

と私の手を取り歩き始めた

恥ずかしいけどでも、とても嬉しい

私絶対顔真っ赤にしているだろうな・・

中原さんが事前にチケットを用意してくれたらしい

嬉しいけど、罪悪感が凄いです・・・

中也｢何処から見たいとかあるか？｣

と聞かれた

どうしよう・・

私は黙りも申し訳ないと思い浮かび上がったのが

A｢か、カクレクマノミが見てみたいです！｣

・・・私何言ってんだろう

定番から斜め上にいったよ

中也｢おう良いぜ！じゃ行くか｣

と、私の手を強く握りカクレクマノミの水槽へと行ってくれた

水槽にて

中也｢へーカクレクマノミ結構可愛いな｣

A｢ですね！｣

良かった・・

カクレクマノミでも楽しんでもらえて

中也｢な！もうすぐイルカショーあるんだけど行くか？｣

A｢い、行きたいです！｣

イルカショーなんて何年振りだろう

中也｢うし！じゃ行こうぜ！｣

中原さんが私の手を強く握り会場まで走った

会場にて

中也｢どこら辺がいいか？｣

何処にしよう・・

前でもいいし後ろでもいいしな

と悩んでいると

中也｢真ん中にしねぇか？前なら確かに見やすいけどA今日すげぇ可愛いから濡れるのは駄目だし、後ろは見にくいから真ん中にしねぇか？｣

・・・今サラッと中原さんかっこいい事言いましたよね？

また私は中原さんに惚れる

A｢は、はい！そうしましょう｣

中也｢そうだなーお！いいとこ空いてるじゃねぇか！此処にしようぜ！｣

A｢はい！｣

と中原さんがいい席を見つけ座った

隣で

座った同時に中原さんからいい匂いがした

凄い。男性ってこんなにお洒落ないい匂いするんだ

中也｢やっぱりAと居ると楽しい事だらけだな｣

A｢へ？！そ、そうですか？！｣

突然言われた一言

私ってそんな楽しいのかな？

自分でも分からない

中也｢やっぱり俺Aが…｣

アナウンス｢皆様にご案内致します。まもなくイルカショーが始まります…｣

と中原さんが何か言っている時にアナウンスが入ってきた

なんだったのだろう・・

中也｢お！イルカショー始まんな！｣

A｢は、はい！｣

とイルカショーが始まった

イルカショーが終わり中原さんと私はお昼ご飯を食べた

中也｢Aこれ｣

と渡されたのはカクレクマノミのキーホルダーだ

A｢え？！どうしたんですかこれ｣

中也｢さっき買ってきたんだよ！貰ってくれるか？因みに俺と色違いだ｣

嬉しい

答えは勿論

A｢はい！｣

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