貧乏女子高生とマフィア〜告白編〜

〜愉快なお客様達〜 ページ17

A｢中原さん本当にありがとうございました｣

中也｢大丈夫だ。あ、そうだ｣

A｢どうしましたか？｣

中也さんはスマホを取り出した

ど、どうしたんだろう・・・

中也｢連絡先交換しようぜ！｣

と素敵な笑顔を向けた

A｢え？！私でいいんですか？！｣

中也｢お前だから言ってんだよ。もしかして持ってなかったか？｣

A｢い、いや、持ってます｣

中也｢じゃ交換しようぜ｣

A｢は、はい！｣

多分いや、絶対この時の私は過去一番嬉しかった

ニヤケちゃいそう・・・

私はスマホを見て思わず心の中でニヤけた

中也｢ありがとな｣

A｢い、いえ！｣

中也｢じゃ俺仕事あるからまた連絡するな｣

A｢は、はい！お気おつけて｣

中原さんは行って行った

A｢よし！バイト頑張ろう！｣

家の中に入り、バイトへ行く準備をした

〜バイト先に到着〜

ｶﾗﾝｺﾛﾝ

店長｢あ、Aちゃん！学校お疲れ様！｣

A｢店長お疲れ様です！｣

店長｢Aちゃん今日はなんだか元気だね｣

A｢へ？！そ、そうですか｣

さすが店長鋭い

店長｢うん！もしかして彼氏できた？｣

A｢え？！で、出来てません！｣

店長｢ほんとかな〜じゃ好きな人が出来ちゃったりして！｣

A｢へ？！いや、あの、えっと、！｣

好きな人？私が？！

と戸惑っている時に

ｶﾗﾝｺﾛﾝ

店長｢いらっしゃいませ！｣

太宰｢おーうずまきに少し雰囲気が似ているね〜｣

敦｢確かにそうですね｣

国木田｢ったくこの唐変木が、俺の予定を狂わすなとあれほど言っただろう！｣

谷崎｢あ、6名です｣

店長｢では、こちらのお席にどうぞ｣

敦｢ありがとうございます｣

店長｢メニューはこちらをどうぞ。お決まりになりましたらお呼び下さい｣

谷崎｢分かりました｣

〜数分後〜

敦｢あ、あの｣

A｢お決まりでしょうか？｣

敦｢珈琲4つと｣

太宰｢う、美しい！！私と是非心中を！｣

A｢え？！｣

し、心中？！心中ってあの心中？！

真珠の間違いじゃないよね？！

国木田｢太宰辞めろ！社の看板を汚すな！｣

ど、どうすれば・・・

江戸川｢あ、僕チョコレートパフェ｣

鏡花｢私いちごパフェ｣

ナオミ｢私紅茶のストレートでお願いしますわ！｣

A｢は、はい｣

す、凄い・・・この状況慣れてるのかな？

A｢少々お待ちください｣

・・・愉快なお客様達だ

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