専属トレーナー2

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祐希side

今日は1日Aが居ない日
マサさんの所へ行っている

少し寂しいのもあるが、今はバレーに集中する




が、どうも今日は調子が出ない
スパイクがブロックに捕まるし決めきれない

なにがダメなのかを冷静に分析しようとしても
焦って結局振り出しへ戻る


関田「石川落ち着け、冷静にな」


石川「すいません、もう一本ください！」


がむしゃらにボールを呼んで飛ぶ


練習は無事に終わったが、
今日の結果は良いものではなかった


いつもこういう時に、声かけてくれる
Aの声が聞きたくなる


もう帰ってきてんのかなーと考えながら寮へ戻る


そこに見慣れた車が停まっていたので近づくと
まさかのマサさんが運転席にいて
会いたかったAは寝ていた


柳田「！祐希じゃんお疲れ」

石川「マサさんが運転してきたの？お疲れっす」

"これから俺の運転、さっきまで運転してくれて寝てる"

Aを見るとマサさんの上着がかけられていた
それを見て顔に出ていたのか


柳田「そんな顔すんなって、俺は妹のようにしか思ってねぇよ」


石川「俺顔に出てました？すみません(笑)まあ、すこーし仲良くて妬けるのは事実ですけど」


柳田「お前よりは仲いいかもな(笑)」


うわー！うぜー！(笑)なんて笑いながら話してるとAが起きた


少し寝ぼけてるところも
俺の心配をしてくれるところも

胸の奥がキュってして
可愛いな、好きだな と思う


そう思ってるうちにタカもやって来た
短い時間だけど会えて良かったと思っていると

A調子悪い日もあるよ!大丈夫
A明日オフだからリフレッシュして、明後日からまた頑張ろう!Aどこか調子悪いの隠してたら許さないからね


石川「俺そんなに顔に出してなかったはずなんだけどな〜お見通しじゃん(笑)」

まじで隠し事できないなこの人には

祐希A怒ったら怖いから嘘ついてないよ笑
祐希ゆっくりオフ満喫する、ありがとう!


いつも助けられてる
いつの間にか心の支えにもなってんだな

石川「俺これあと2年待てんのか？(笑)」


無理かもしれない…(笑)

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(ねぇマサいまテレビで祐希出てる)

(ほんとだ好きな芸能人だって)

(新垣結衣、有村架純だって美形ばっかり)

(もー一生無理じゃん…髪切ろうかな)

(ガッキーに寄せても無理だよ)

(タカくん辛辣……)

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