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五十四話 ページ9

紅茶部でリラックスしたところでガーデンテラスを出る。

「楽しかったね、Aちゃん。」

「うん、そうだね。そういえばあんずちゃん、携帯鳴ってるよ」

「え、あ、ほんとだ!」

慌てて電話に出るあんずちゃん。


なんか色々話して電話を切った。

「ごめん、ちょっと今生徒会に呼ばれちゃって……………ごめんね!!」

「いいよ、気にしてない。はやく行ってきなよ」

「ありがとう!」

あんずちゃんは駆け足で生徒会室の方へ行った。


あんずちゃんは一体何人の人と連絡先交換してるんだろうなー。

ちょっと羨ましいなんて思ったり。


「あーあ私も………でもみんな嫌だって思ってるかも………それは嫌だし………」

ブツブツ呟きながら歩いてたから足元の紙を危うく踏みそうになった。

「あっぶねぇ………!誰だよこんなとこに紙置いたやつ………もうすぐで踏むとこだったじゃねえか……」

思わず素が出てしまった。

「んー?誰だ!俺の芸術を踏もうとしたやつは!!」

「レオ先輩………」

紙の正体はレオ先輩の書いた楽譜たちか。

「あっ、A!久しぶりだな!うっちゅ〜☆」

私を見つけたとたん、レオ先輩の顔はこれでもかっていうほど輝いた。

「うっちゅ〜、です。レオ先輩、久しぶりですね!!
それにしても床に楽譜をぶちまけるなんて誰かがゴミと間違えて踏んでしまうやつがいるかもしれないぞ、かという私もそのうちの一人だけど」←

後半は敬語を忘れたがまあいっか。

「うー、ごめん…………次からは気をつける………」

いやシュンってしてるレオ先輩可愛いかよ。←

「クッ……………(可愛すぎて悶えている)………わたしはもうイキマスネゴチソウサマデシタ」


「またな〜、A!!」

ブンブン手を振ってくるレオ先輩。レオ先輩には悪いがくっそ可愛い……………

「またな、です、れおせんぱい………………」

ぐっ、可愛すぎて声が弱々しくなってしまった……………

腕も弱々しく振り返す。

これは夏樹がレオ先輩を推しているのもわかるかも……………

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サリー - 氷雨さん» コメントありがとうございます!夢主はサバサバ系が良かったんですよね! (8月4日 20時) (レス) id: be7cfea392 (このIDを非表示/違反報告)
サリー - すずさん» ありがとうございます!夢主を気に入ってくれて幸いです! (8月4日 20時) (レス) id: be7cfea392 (このIDを非表示/違反報告)
氷雨(プロフ) - 夢主ちゃんファミリーほのぼのしてる…(๑´ㅂ`๑)♡*.+゜ (2023年1月14日 4時) (レス) @page38 id: 6b8a2a10b9 (このIDを非表示/違反報告)
氷雨(プロフ) - 更新するたび愛読させて頂いております!夢主ちゃんがサバサバしてるのが好き!!可愛い!!こういう夢主ちゃんとかすっごい好きです!更新、応援しております!(`・ω・´)ゞ敬礼っ (2023年1月8日 3時) (レス) @page35 id: 6b8a2a10b9 (このIDを非表示/違反報告)
すず(プロフ) - コメント失礼します!今日初めて読んだのですがTheヒロインって感じではなく好印象を持てる夢主で内容もとても面白いです!更新待ってます。頑張って下さい! (2022年11月28日 23時) (レス) @page17 id: 8521b092ce (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:サリー | 作成日時:2022年11月6日 13時

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