【刀剣乱舞】ふるべ ゆらゆらと

肆拾 ページ43

この8人か……。

部隊に入れるのは6人、でも集まったのは8人。さてどうするA。
答えは簡単だ、清光さんを外す。清光さんはレベルが高すぎる。謝ろう。

次に…小狐丸さんはさっき部隊に入れると言ってしまった。

ん、薬研が近侍ってことは薬研が第一部隊の隊長になってるのか…じゃとりあえずそのままで。

長谷部さんが82、宗三さんが54、同田貫さんが30、鶴丸さんが65…うーんバラバラだな。


「えーっと、すみません清光さんは外れてもらいます…」

「いいよ。その代わり爪、また塗ってくれたら」

「はい。次は別の色もいいかもしれません」


また髪の束を漁って、その書類を見つける。

筆ペンで彼らの名前を書いていく。


「では薬研を隊長で長谷部さん、小狐丸さん、宗三さん、同田貫さん、鶴丸さんお願いします」


・

・

・


「よーし、デコっちゃってぇ！」

「まずベースコートから…」


清光さんの爪にベースコートを塗っていると乱ちゃんが来た。


「あー！加州さんズルいよ！あるじさんボクもそれやって！」

「いいけど、赤しかないよ？」

「えぇー…そうだ！あるじさん前に約束した櫛まだ買ってもらってないよ。櫛の代わりに淡紅色のそれ買って？」


ああ、櫛のことすっかり忘れてたよ。思い出しちゃったか…。

更に櫛のことを聞いて清光さんが「櫛って何のことあーるーじー？」と詰め寄ってくる。
乱ちゃんは空気を読んでか気まずくなってか今更感満載の知らん顔をする。


「ほら清光さん塗りますよー」

「ちょ、主話逸らしても無駄だよ！」

「三人とも…何してるの？」

「安定こそ何してんのさ」

「僕は馬の世話の帰り」


ええ人っ…！なんていい人なの安定さん…！

そしてこの後私はマニキュアを全色購入することになる。


「主これもう全色購入しよう。えいっ」

「あ！ちょ、ま！あー！購入ボタン押しちゃってる！？」


__________
集まった人8人じゃありませんでした…。7人でした…。
数も数えれない私っていったい……。

肆拾壹→←弎拾玖

ラッキー男士

槍

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す