プリ・サイエンス ページ21
♪エスタロッサ【未来予知】
✽+†+✽――✽+†+✽――✽+†+✽――✽+†+✽――✽+†+
お前の言っていることを信じれば良かった。
こんなに後悔してもお前はもう戻ってこない。
ひとつの墓の前である少年は涙を流した。
少年には心から愛した女性がいた。
けれどその少女は少年を残してこの世を去ってしまったのだ。
エスタ「くそっ･･･････ごめん、ごめんな･･･････A･･･････」
少年は膝から崩れ落ち、謝り続ける。
『ねぇ、エスタロッサ･･･････私、見えちゃった。』
『は？何が？』
『私、後３日以内に死ぬみたい。』
『はぁ？バカなこと言ってんなよ。まったく･･･････』
『･･･････そう、よね･･･････』
少年と今は亡き少女とした会話を少年は思い出す。
もしあの時、自分が信じていれば彼女は死ななかったのではないか、少年は後悔してもしきれないでいた。
エスタ「Aっ･･･････」
少女には代々から受け継いできた能力があった。
それは未来予知。
少年がその事実を知ったのは、少女が亡くなってからだった。
少女は最期まで少年に自身の能力のことを教えていなかった。
それは少年を愛しているがゆえ、自分が異端だと知られたくなかったのだ。
また少年も少女に隠し事をしていた。
少年は少女に最期まで自分が人間ではなく、魔神族だということを言えなかった。
エスタ「お前を一人にはできねぇよ･･･････」
少年の瞳は覚悟を決めた色をしていた。
少年はそっと剣を握る。
エスタ「待ってろ。」
剣で心臓を貫こうとしたとき、ひとつの手でそれは阻止された。
ゼルド「兄者」
エスタ「ゼル？」
ゼルド「彼女は“それ”を望んでいない。」
ゼル、そう呼ばれた少年の目にもまた、涙がたまっている。
エスタ「なんでここが･･･････」
ゼルド「兄者の考えそうなことは大体分かる。けど、“それ”だけは絶対しちゃいけない。彼女は優しい人だ。きっと兄者が死んだら･･･････すごく怒ると思うぞ。」
エスタ「！･･･････はは、それはちっと困るなぁ･･･････あいつは怒ると怖えぇし･･･････」
少年は涙を隠すように空を見上げる。
いつの間にかナイフは消えていた────｡
大空のようなキミに、伝えたかった。
愛しているよ、と────。
あなたの裏の顔【ハム75%さんリク】→←悲しいメッセージ��
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Ｍ・Ｍっち - そふぃ。さん» マヤさん！お久しぶりですね！もちろん覚えていますよ！ (2019年11月29日 22時) (
レス) id: 7772235594 (このIDを非表示/違反報告)
Ｍ・Ｍっち - ゆっくりにゃにゃさん» 了解しました！いつもリクエストありがとうございます！遅くなるかもしれませんが、多目に見てくださるとありがたいです (2019年11月29日 22時) (レス) id: 7772235594 (このIDを非表示/違反報告)
そふぃ。 - 覚えてるかな？マヤです。 (2019年11月29日 15時) (レス) id: 261bdb2ea0 (このIDを非表示/違反報告)
ゆっくりにゃにゃ(プロフ) - 次はサリエルのヤンデレお願いします (2019年11月27日 18時) (レス) id: 485aa4fb5c (このIDを非表示/違反報告)
ゆっくりにゃにゃ(プロフ) - 採用されただけでも嬉しくて泣いちゃいます (2019年11月27日 16時) (レス) id: 485aa4fb5c (このIDを非表示/違反報告)
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