幸せ以上に大切だった�� ページ16
．
アーサ「その後Aが婚約破棄をして、その帰り道事故に遭ったと聞きました。Aは最期までマーガレット姫に会いたい、まだ謝っていない･･･････そう、言っていたそうです。」
アーサー王は涙を浮かべ、今にも泣き出しそうだ。
アーサ「これは･･･････Aが死ぬ直前にマーガレット姫に渡してほしい、そう言っていたものです。」
私は先程受け取った紫色の箱を見る。
アーサ「開けて･･･････いただけませんか？」
アーサー王はそう言ってこっちを見てくる。
私はそっとリボンをとき、箱を開けた。
そこには小さなメッセージカードと青色のネックレスが入っている。
メッセージカードには“ごめんね”たったその一言が書かれていた。
それだけでも、Aの想いが伝わってくるのに、その青色のネックレスは私が幼い頃からほしいと言っていたネックレスだった。
謝るのは私の方なのに･･･････
ごめんね、ごめんね、A･･･････
こんなプレゼントなんか買いにいかなければAは死ななかった。
私が駄々をこねなければ、Aを困らせることはなかった･･･････
それなのに･･･････
私はネックレスを握りしめて泣いた。
涙がかれてしまうくらい泣いた。
メッセージカードは私の力でしわしわになってしまっている。
それでも、何度も何度も、もう声も聞けない彼女に対して謝った。
アーサ「マーガレット姫･･･････もう、泣かないでください。妹も･･･････きっと望んでいません･･･････。Aはマーガレット姫の笑顔が大好きだと言っていました･･･････。だから･･･････泣かないで･･･････」
アーサー王は泣きそうな笑顔でそういった。
アーサー王も本当は泣きたいのだろう。それを堪えながら伝えてくれたのだ。
ギルサ「そうだな･･･････Aは明るい子だ･･･････マーガレット笑顔でいよう。その方がAも喜ぶ。｣
マーガ「っ･･･････ふっ･･･････ぐ･･･････う、ん･･･････うん･･･････っ！」
涙をぬぐい私は笑った。
彼女を思い浮かべ、笑った───。
人は失ってからはじめて大切なものに気がつく。
幸せよりも大切なのは、互いを思い合う気持ち。
彼女はきっと、これからも優しいままでいられるだろう────｡
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Ｍ・Ｍっち - そふぃ。さん» マヤさん！お久しぶりですね！もちろん覚えていますよ！ (2019年11月29日 22時) (
レス) id: 7772235594 (このIDを非表示/違反報告)
Ｍ・Ｍっち - ゆっくりにゃにゃさん» 了解しました！いつもリクエストありがとうございます！遅くなるかもしれませんが、多目に見てくださるとありがたいです (2019年11月29日 22時) (レス) id: 7772235594 (このIDを非表示/違反報告)
そふぃ。 - 覚えてるかな？マヤです。 (2019年11月29日 15時) (レス) id: 261bdb2ea0 (このIDを非表示/違反報告)
ゆっくりにゃにゃ(プロフ) - 次はサリエルのヤンデレお願いします (2019年11月27日 18時) (レス) id: 485aa4fb5c (このIDを非表示/違反報告)
ゆっくりにゃにゃ(プロフ) - 採用されただけでも嬉しくて泣いちゃいます (2019年11月27日 16時) (レス) id: 485aa4fb5c (このIDを非表示/違反報告)
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