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tn「……なんか、Aちゃん…痩せた？」
『！……そ、そうですかね〜？』
kn「…嫌、痩せたっちゅーか…なんか、元気無い様な…ちゃんと飯食っとるんけ？」
『っえ、あ〜…った、食べてますよ！ハイ！』
深夜。
廊下にて、書類を持ったトントンさんと雑談して笑っているコネシマさんに声を掛けられた。
tn「…そう、ならええんやけど…無理はしたらアカンで、女の子なんやから」
『ありがとうございます……！』
kn「んじゃな、A！俺達今から食堂やから！」
『っはい！それでは！』
此方に手を振るコネシマさんに自分も小さく手を振る。トントンさんもコネシマさんと一緒に食堂へ向かって行った。
『っはぁぁ…お腹空いたなぁ…』
よく考えれば今の私の体重何キロあるんだろ。これで1キロも痩せてなかったら完全にやる気失くすしなぁ……
私はまた一つ重い溜息を強く吐いた。…今日の晩御飯は、無しにしておこうかな。
下に俯きながら廊下を歩く。すると、
『っん、……？』
誰か人に当たってしまった。直ぐ謝らなければと少し距離を取って、顔を覗いた。
……もしかしたら、覗かない方が良かったかも。
gr「やぁA、総統サマにぶつかるとは中々の根性だな。」
『…っはぇ、』
だって、当たった相手が総統サマなのだったから。
直ぐ様苦笑いを浮かべてジリジリと足を後ろに引き下がる。が、それを許さないのが総統さまだ。
gr「おい、何故逃げる」
『っえ、や……っあの、』
手首を力強く掴まれる。振りかざそうとしても、流石は総統さま、握力が比べ物にならない。それに、今断食気味の私には、足にも及ばないだろう。
総統さまはジリジリと此方へ近付いく。
気付けば背中には冷たい壁、目の前には顔を近付かせる総統さま。その総統さまの紅瞳が何時もよりギラギラしていた。
『っあ、あの〜……用事があるので、離して貰って…』
そう総統さまに告げると、手首を離してくれた。ホッと息を吐いた。…のも束の間。
『っひ、ぇ……!?』
まるで逃がさないとでも言うかの様に、…通称、壁ドンというものをされたのだ。両腕は私の両肩にあり、逃げるスペースも無い。
すると、総統さまの悲しそうな瞳が一つ揺らいだ。
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むぎちゃ。(プロフ) - ぴくぴくさん» ありがとうございます！最後は派手にやりましたねw (2022年1月29日 10時) (
レス) id: 67d81856a9 (このIDを非表示/違反報告)
むぎちゃ。(プロフ) - AYMさん» ありがとうございます！お見合いは絶対にぶっ壊すと決めていたので！wこれからも頑張ります！ (2022年1月29日 10時) (レス) id: 67d81856a9 (このIDを非表示/違反報告)
ぴくぴく - 完結おめでとうございます!最後の展開もとても素敵でした! (2022年1月24日 10時) (レス) @page45 id: e64c54ff5a (このIDを非表示/違反報告)
AYM - 完結おめでとうございますぅぅぅ！！(泣)ほんまによかったぁ結ばれて。マジでドキドキしました！でも、お見合いぶっ壊してくれること信じていました！これからも頑張ってください！ (2022年1月12日 7時) (レス) @page45 id: 74fcfd0a5e (このIDを非表示/違反報告)
菜月＿デコレ(プロフ) - やだぁ！久しぶりー！ (2021年12月19日 20時) (レス) @page29 id: 88aa71d916 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：むぎちゃ。 | 作成日時：2021年3月9日 23時
