【d!】総統さまと御一緒に【gr】

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gr「A、おはよう。……今日の予定なんだが、」



『っえ、あーッ！！ちょっとごめんなさいねっ！』







gr「……A、良ければなんだが一緒に、」




『っすみません！ちょっと用事がありまして！』






gr「…………A、」




『っあ〜〜！！掃除忙しいなあ〜〜！！！』






私は決意したあの日から、三日間総統さまを無視し続けた。声を掛けられても途中で直ぐに何処かへ逃亡したり、掃除が忙しい振りをしたりした。






gr「…そ、うか………」




グルッペンはその時、静かに目を伏せて何処かへ行った。





……そう言えば、総統さまが最近元気が無い。



何時もならもっとちょっかいを出してくるし、意地悪なんか毎日1回はあった。だが、最近はちょっかいも出して来ないし、なんていうか……大人しい？





頭に疑問を浮かべる。でも、あの総統さまだ。きっと何か色々事情があるのだろう。後で珈琲でも持って行こうか。





私は、優しく髪を揺らして掃除を再開した。



そうそう。実は、私は最近ご飯をちゃんと食べていない。そりゃそうだろう、ダイエット方法が「とにかく何も食べないようにしよう！」なのだから。






『うぅ……お腹空いたなぁ…』




最近食べたのは林檎の半切れだ。まだ三日なのに…これは、これはヤバいぞ……っうぅ…






私は、襲い掛かる空腹に只管耐え続けた。






そして、暫く時が経ち一週間になった。








『……………………』





お腹が、空いた……






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