【あんスタ】私の彼氏が浮気してるところをアイドル科が目撃したらしい。

目撃４ ページ5

「「「「…………ん？」」」」

『え』


私の言葉を聞いて目を丸くした四人にこっちも目を丸くする。

え、そんな驚くようなこと言った？


英「も、もう一回。もう一回言ってくれないかい？」

『え、しないけど。』

動揺を隠しきれない英ちゃんに首を傾げながら、私は平然と言ってのける。

そして二度目の私の言葉に、更に四人の目は丸くなる。


え、え。なにこれ怖い。(


『…え、なんか私おかしいこと言った？』

おそるおそる聞く私に、次は四人の目が一気に冷たくなった気がする。やめて(白目)


伏「あの、私…。さっきから彼女がおかしいことしか言ってないと思うのですが…。
もしかして私の方がおかしいのでしょうか。」

渉「そんなことありません…☆おかしいのは、まぎれもないAさんです☆」

『ちょっと黙ってくれる？』

申し訳なさそうにきっつい毒をはくふしみんに、爽やかな笑顔で全肯定をする渉が今、凄い腹立たしい。

ちょっと待って。なんか「プロデュース？なにそれオイシイノ」みたいな雰囲気になってるけど、え、待って皆、プロデュースやんないの？

プロデュースって美味しいよ？(無理矢理)


英「そのさ、なんか…ないの？

例えば、君も浮気をしてるフリをする…とか」

『え、あいつと同等のことをするなんて、フリでもやだ。※めんどい』


英「じゃあ論破？」

『あのね、そんなハイ論破☆みたいなノリでできるもんじゃないから。無理。※めんどい』


英「じゃあ探偵でも呼んで証拠集めさせとく？」

『いいよいいよ。泳がせとけ※めんどい』


英「ツイッターに載せる？」

『私アカウント持ってない。(大嘘)※めんどい』


英「じゃあ実力行使？？」

伏「お供いたします」(

『ふしみん待って。』


桃「ねえ！？さっきからAの顔にめんどいって書いてるよう気がするんだけど！？」

『ソンナコトナイヨ』

桃「あるから言ってんでしょ！？」

とーりちゃんに盛大なツッコミをかまされる。
そうだね…とーりちゃんの言ってることはあながち間違ってないよ…(図星)

渉「全く！面倒臭いなどと言ってる場合ですか！」

ふすん、と渉が怒った素振りを見せる。ごめん。少し可愛かった。

んー、でも…


『…なんかね、あんま興味ないっていうか…。

まあ自分のことは自分で解決するし大丈夫だから。


さっプロデュースしよー！』


ぱんっと手を軽く叩く私に、四人は納得してないような表情をしながらも

しぶしぶプロデュースに取り組むのだった。

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