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蛍くんは今日、シューズを見に行っていたら
たまたま先輩と会ったらしく、
(半ば強引に)お昼ご飯をここで食べたらしい。
しばらく経っても、先輩は帰ってこない。
「蛍くんって、モテそうだよね」
安易な話題で、この場をしのごうとする。
「そんなことないですよ、彼女もいないですし」
「え?!そうなの?!勿体ないなぁ…」
私がそう言うと、相変わらず表情の変わらない顔で
「でも、…好きな人ならいますよ」
と呟いた。
「えっ、どんな子なの?」
「Aさんに教える必要ありますか」
「なんでよ〜!あるに決まってるでしょ!」
「…、やっぱり駄目です」
「誰にも、明光先輩にも言わないから!お願い!」
はぁ、と歳下にため息をつかれた私だったが
聞き出せるならそんなことどうでもいい。
「じゃあ、兄にだけは、絶対言わないでくださいね」
しぶしぶ口を開く蛍くん。
そんなにお兄ちゃんに知られたくないのか…。
このことを知ったら、明光先輩どんな顔するんだろ。
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「僕は…Aさんが好きです」
「…え ____ ?」
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じゃこたま(プロフ) - うぅ…0時ぴったりにあげようと思ってたのに…うぅ…(;_;) (2019年9月27日 23時) (レス) id: 4772484cf8 (このIDを非表示/違反報告)
じゃこたま(プロフ) - まこさん» わああありがとうございます!自分の好きなように書いてて、こういうお言葉を頂けるのはとても嬉しいです…!! (2019年9月23日 20時) (レス) id: 4772484cf8 (このIDを非表示/違反報告)
まこ - すごく可愛いお話ばかりでキュンキュンさせていただきました。素敵な作品に出会いました。ありがとうございます! (2019年9月17日 13時) (レス) id: 8ab948ac9c (このIDを非表示/違反報告)
じゃこたま(プロフ) - めぐみるくさん» ありがとうございます!更新怠らないように頑張ります! (2019年8月30日 0時) (レス) id: 4772484cf8 (このIDを非表示/違反報告)
めぐみるく(プロフ) - うわぁああああああありがとうございます!!!!神ですもう流石すぎます!!!!これからも応援してます!!!!!頑張ってください!!!!!! (2019年8月29日 22時) (レス) id: b734a4fc0a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:じゃこたま | 作成日時:2019年2月7日 5時