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_ your side _








今日は、いつもよりちょっと早くホームルームが終わった。






他の1年のクラスは……


まだやってるか。







一人 部室へ行き、誰も来ないうちに着替える。









「今日こそ…蛍くんって、呼べますように…!」






私の部活前の恒例行事。


ロッカーの恋愛お守りを優しく包み込み、


大丈夫、大丈夫、と心の中で唱える。







「蛍くん…」






本人がいないところでも恥ずかしいのに



本人に向かって言うなんてそんなこと









ガチャ ___









「今日は早いんだね、いつも運動神経のかけらも無さそうな走り方で来るくせに。着替えるから出てって」







「わぁあぁあ蛍くん?!









…あ ___!」









頭の中で復唱してたせいで、口が勝手に…っ









「…ねぇ、早く出てくんない?着替えたいんだけど」







私の動揺などお構い無しに、淡々と話を進める。








「まぁ、見たいって言うならそのままでもいいけど」







ニヤニヤと口角を上げて楽しそうに話す。







「でます!でますから!


ちょっと待ってもらっていいですかっ」








私は必要な物の入ったバッグを持ち、


急いで靴を履 ____









「うわっ…!?」









____ けなかった。









「ちょ…っ?!


はぁ…危ないんだけど…」









転けはしなかったものの、


見事に蛍くんの胸にダイブ。









「……!…?!!?」









あまりの急な出来事に、頭の処理が追いつかない。









「…で、なんで僕の名前知ってるのに『ツッキー』って呼ぶの」







「え?!あ、い、や…それはっ…」









好きだから恥ずかしくて呼べない、なんて



言えるわけないでしょ?!









「もしかして、……僕のことが好きで



恥ずかしくて呼べないとか?」









.

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設定タグ:ハイキュー , 月島蛍 , 短編集   
作品ジャンル:恋愛
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じゃこたま(プロフ) - うぅ…0時ぴったりにあげようと思ってたのに…うぅ…(;_;) (2019年9月27日 23時) (レス) id: 4772484cf8 (このIDを非表示/違反報告)
じゃこたま(プロフ) - まこさん» わああありがとうございます!自分の好きなように書いてて、こういうお言葉を頂けるのはとても嬉しいです…!! (2019年9月23日 20時) (レス) id: 4772484cf8 (このIDを非表示/違反報告)
まこ - すごく可愛いお話ばかりでキュンキュンさせていただきました。素敵な作品に出会いました。ありがとうございます! (2019年9月17日 13時) (レス) id: 8ab948ac9c (このIDを非表示/違反報告)
じゃこたま(プロフ) - めぐみるくさん» ありがとうございます!更新怠らないように頑張ります! (2019年8月30日 0時) (レス) id: 4772484cf8 (このIDを非表示/違反報告)
めぐみるく(プロフ) - うわぁああああああありがとうございます!!!!神ですもう流石すぎます!!!!これからも応援してます!!!!!頑張ってください!!!!!! (2019年8月29日 22時) (レス) id: b734a4fc0a (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:じゃこたま | 作成日時:2019年2月7日 5時

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