検索窓
今日:91 hit、昨日:861 hit、合計:1,805,177 hit

ぶりっ子 37 ページ39




鬼がサラサラと音をたてて灰化していく中で、私と善逸くんは動けずにいた。

………あれっ、今私なんか、あれっ???(混乱)

今起きたことが理解出来ないでいると、背中に走る衝撃。


「Aちゃんッ!!今の何!!?眩しくて見えなかったけどなんかすごいってことは分かった!!!」

『いやいやいや、まず絶体絶命のピンチを救ってくれてありがとうございます!!!』

「……エッ、俺何もしてないよ!!?
Aちゃんが助けてくれたんじゃんありがとね!!大好き!!!」

『…………は?』


いやいやお前、思いっきり「雷の呼吸・壱ノ型 __霹靂一閃」って言ってたじゃんか。(突然の告白はスルー)

善逸くん曰く、私が『光の呼吸』とか何とか口走ったところから覚えてないらしい。頭が真っ白になったとかなんとか。(適当)

……これは、原作補正が効いているのだろうか??

「もうこのまま俺と結婚して俺のことずっと守ってよ〜」とか言って腰にしがみついてくる善逸くんを力いっぱい剥がして屋敷まで行く。

……歩きにくいんだよッ!!!(怒)


『(まあ、今のは……新しい呼吸?が出来たってことでいいのか??とりあえず師範に話してみるか)ングッフ』

「アッ、Aちゃん!!!じいちゃんがッ!!」


俯いていた頭をあげられ(顎クイ)、前を向かされる。

ドドド……と音をたて、こちらに走ってくるひとつの影。いや怖えーよ。砂ぼこり(?)で後ろが見えねーよ。


「善逸ゥゥウウ!!A!!!!!」

『ゴフッ』

「グエッ」


2人まとめてムギュっと抱きしめられる。
……師範、そんな体型しといて力ゴリラかよ……。

今胃に何も残ってないんだよ。
食べ物吐き出すんじゃなくて胃液出てくるけどいいの???(汚い)


「無事で、良かった………………!!」

「…………じいちゃん」


あ、焼き鳥。
なにおまえ泣いてんだよ……。伝えてくれたのお前だろ??私のこと本当は大好きなんだな。
焼き鳥にはしないでやるから泣きやめよ……。(?)


その後、安心のあまり泣き崩れる善逸くんを師範とふたりで引っ張りましたとさ。重かったです、まる。

ぶりっ子 38→←ぶりっ子 36



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (1207 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
2611人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

菜々(プロフ) - 桜咲氷雨さん» ありがとうございます、お楽しみにしててください!!! (2020年2月18日 18時) (レス) id: 01635a8a59 (このIDを非表示/違反報告)
桜咲氷雨 - 成る程、そうだったんですね!獪岳は最推しなので登場する時を心待にしていますね。 (2020年2月18日 18時) (レス) id: e8605f2b60 (このIDを非表示/違反報告)
菜々(プロフ) - 桜咲氷雨さん» 獪岳は、もう鬼殺隊に入っている、という設定になってます...!獪岳は私も好きなので、これからの物語に出せたらいいなと思ってます!! (2020年2月18日 17時) (レス) id: 01635a8a59 (このIDを非表示/違反報告)
桜咲氷雨 - いつも楽しみにしているんですが一つ御聞きしたい事が、あります。あの獪岳は登場しないんですか? (2020年2月18日 17時) (レス) id: e8605f2b60 (このIDを非表示/違反報告)
菜々(プロフ) - RIKOさん» コメントありがとうございます!一日の楽しみにして下さっているんですか!!?何たる幸せ...。続編なんてパパっと作っちゃいますよ!!お楽しみにッ!! (2020年2月15日 23時) (レス) id: 01635a8a59 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:菜々 | 作成日時:2020年1月23日 17時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。