あの子が好きなんは、俺

突然すぎる告白タイム ページ27

A「………」


侑「固まっとる」


治「どうしたんや？」


！？


A「え、待って待っておかしい！頭おかしいであんたら！」


治「失礼やな」


A「ていうか、うちはあんたらのどっちか好きて決まっとんの？？！」


侑「え、ちゃうん？？」


A「ちゃうけど！うちはあんたらの事全然知らんしわからへん。やから好きとかもわからん。以上！」


侑「、……そないか」


今度こそ諦めたか？


侑「じゃあAに俺の事絶対好きにさせたるから。覚悟しいや？」


そう言ってニヤッと笑った。


A「へ………」


"好きにさせたるから"


顔がなまじ良いだけあって、威力が高すぎる。


するとぐいっと腕を引っ張られた。


え、コケる。


治「ツムの事ばっか見てたら、俺が横取りしたんで？」


ぽすっと顔が胸にうまる。耳元でそう囁かれた。


A「………！！！？」


アッカン……………イケメンに殺されるわ。

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