転生先がリボーンの世界で激推しが目の前に！？ (ページ18)

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第17話ページ18

炎真「ということで、どうしたらいいか分かんなくて」

ツナ「…なんで俺に？」

炎真「相談相手がツナくんしかいなくて…」

Aさんが帰ったあと、何も出来なかった僕はツナくんに相談した

ツナ「炎真はAにどうしたいの？」

僕…？僕は…

炎真「とりあえず…話がしたい」

ツナ「どんな話？」

炎真「うーん、お礼も言いたいけど…文句も言いたい…遠慮しないでって約束したのにやっぱりまだ気を使われてる感じがするし…」

ツナ「じゃあそれを言いに行ったらいいんじゃない？」

炎真「でも…僕嫌われてないかな？僕が勝手に助けられたと思ってるだけで、ほんとはそもそも僕と変な噂が立って怒ってるとかかもしれない…」

ツナ「じゃあそれも聞いてみたら？」

炎真「いつがいいと思う…？」

ツナ「うーん、また変な噂にならないようにクラスの人達に見つからない時がいいんじゃないかな？後、なるべく早くの方がいいと思うよ、後になればなるほど話しづらくなるだろうし」

炎真「！ツナくんありがとう！」

朝だと登校してまたクラスの人達に見つかるかもだし、明日の放課後だと時間が経ちすぎてるし、つまり今じゃないか！

僕はツナくんにお礼だけ言って走った

ツナ「……Aの様子的に炎真を嫌ってるとは思えないけどなあ」

走ってAさんの家まで着いた

結局朝のいざこざで連絡先は交換してないからインターホンを押すしかない

恥ずかしいけど……僕はインターホンを鳴らした

？？「はーい？」

炎真「あの、僕はAさ……Aさんのクラスメイトの古里炎真です…」

？？「あら、Aのお友達？まだあの子帰ってきてないのよ〜どっかで道草してるのかしら？」

ま、まだ帰ってない？僕はツナくんに相談してたし、走っても遅いからついてないとおかしいのに…

炎真「あ、ありがとうございます！」

僕は疲れた足を無理やり動かして走った

～～～～～～～～～～～～～～～～～

A「ああ～～！」

私はいつもの河原で猫吸い(猫を吸うこと、香ばしい香りがする)をしていた

家に帰る直前にこの子達とももう会えないと思い立って来たんだけど

A「わざわざ炎真に嫌われる必要はなかったじゃん…」

後先考えずに突っ走るのが私の悪いくせだ

A「猫ちゃんいい匂い…」

ああ、すごい…すごい現実逃避出来る…いい匂い…

炎真「やっと見つけた…」

現実逃避しすぎて炎真の幻覚まで見えてきた