42 ページ42
隆弘side
喫茶店で、一息ついて…
「はぁぁっ…生き返ったなw」
「うん。温まるね…。」
なんて言葉を交わした。
下がってた気分も落ち着いた様に思えてたのに逸らされた視線…。
あらら。まだ駄目なのね。
ほんと、面倒臭い位の気にしぃだわw
さて、どうしようか?
少し悩んで、敢えて厳しめな態度にしてみた。
「美優、俺。本気で怒るよ。」
「ごめんなさい。。。」
ん〜。。。
前に怒った時は「やだぁ」って、半べそだったのに今回は、手強い…
髪を掻きながらため息を溢し、もぅ一押しして
駄目なら折れるしかないな。
イライラしてる風を装い、貧乏揺すりをしてみせた
それでも俯いたまま顔を上げない美優。
「なあ。誕生日なのにこんなん嫌何だけど。」
さすがにやり過ぎたかも…
俯く美優の目もとに光る粒…
やばッ。泣かした?
あーもぉ。これ以上無理。
やっぱり美優には甘いんだなw
美優の隣に移動して俯く顔を除き込んだ。
情けない顔して涙を堪えてる。
もう。なんなんの。可愛すぎだろ…
「なぁーんてね!けど、ほんと気にするな!
そんなだとプレゼント無しにするよ?」
結局、自分でネタばらし。。。
「あ、いいよとか言うなよ(笑)」
「…言わないよ…。けどね。自分が情けなくて、でも隆クン優しくて…(「俺さ…美優が悩むのも、自分を責めるのも分かってたけど。
でも…
何でも話そうって決めたから話したんだよ。
大丈夫。ちゃんと伝わってるから…。想いは同じだって分かってるから…」
俺でさえ不安になるのに、自信の無い美優はもっと不安何だよな…
誕生日なのに苛め過ぎた事に後悔してた…
不意に握られた手に美優の方を向くと潤んだ瞳で俺を見詰めて…
「隆弘。大好きです。」
この情況でそれは、ヤバイでしょ。。。
一瞬で顔に熱が集まる。。
あまりの恥ずかしさと嬉しさに頭を引き寄せて額にキスを落とした。
不意打ちにやられたわ。
マジで照れるやんw
52人がお気に入り
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:ayu | 作成日時:2017年10月27日 7時