TOP4. ページ10
「なんの、話ですか？」
「とぼけるか〜。まあ、ええわ。
仕事終わったらゆっくり話しよな、レイちゃん？」
とてつもなく嫌な気分だ。
出来ることなら今すぐにでも帰りたい。
というか、なんでバレた？
そんなことを考えながら仕事する。
しかし、慣れというのは怖いもので
もう、大抵のことはできてしまう。
「レーイくん！
なんでもいいからボトル持ってきてー！」
「はい！分かりました！」
オーナーいわく、
この店のホストはみんなレベルが高いが
4人は段違いらしい。
それを知って辞めていく人も多く
人手が足りなかったとの事。
初めは、4人って誰だろうなとか思ってたけど
「今日も来てくれたんだ！すっっげぇ嬉しい。」
「お前が1番だよ。……ってこれ恥ずすぎるな。」
甘い言葉でどんどん囁くうらたさん。
面倒だからとか言ってたのに全然違うな。
そりゃ、当たり前か。
「ほら、こっち来いよ。」
「そう、今から。寂しいから来てほしい。」
お客様にグイグイ行く志麻さん。
これが噂のS？断れない感じは、
絶対王政。みたいな気もする。
「僕、もっとお姉さんと飲みたいな？ダメ？」
「次も楽しみに待っとるな！」
甘え上手で売り上げはNo. 1の坂田さん。
犬みたい。なんて言ったら怒るのかな？
今月の売り上げ1位は本当にすごいなぁ。
「お嬢さん、なに飲みはります〜？」
「大変でしたね〜。いい子いい子。」
紳士的な姿勢を崩さないセンラさん。
さりげなくボディタッチするの流石だな。
1番なに考えてるか分からない感じだ。
この4人がそうなんだろうなあ。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 42人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
藍逢(プロフ) - ありがとうございます。嬉しいです〜！亀更新ですがこれからも頑張ります！ (2019年12月20日 23時) (
レス) id: a1d75dc9c3 (このIDを非表示/違反報告)
イアナ(プロフ) - すごく面白いです！！ (2019年12月3日 12時) (レス) id: c58602d2dc (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：Lantana x他1人 | 作成日時：2019年7月1日 23時
