夏祭り ページ17
ミラクルボーイ☆土曜日、暇な人〜!
セミ暇だけど、どうしたんだよ?
ミラクルボーイ☆さすが英太くん。暇なんだ?
セミ合ってるけど、なんかムカつく
ミラクルボーイ☆夏祭りにみんなで行きたいと思う!
セミ無視すんなよ!
綾音いいですね!夏祭り行きたいです〜!
つとむ俺も、行きます!
A土曜日、空いてます。
ミラクルボーイ☆じゃあ決定だネ!あとで集合場所送るー。
夏祭りか。
高校入ってから、行ってないかも。
久しぶりに浴衣着ようかな。
みんなどうなんだろう。
綾音先輩は、浴衣着て行きますか?
綾音ちゃんから個人の方できてる。
え、どうしようかな。
Aどうしようか?綾音ちゃんに合わせるよ
綾音じゃあ!着て行きましょ!
A了解!
牛島先輩は来るかな。
私、浴衣変じゃないかな？
今日は、少し気合いを入れて
普段はしないメイクもしてみた。
どうか、馬鹿にされませんように。
午後6時。
賑わう神社のそば。
待ち合わせ場所についた。
「Aチャン？浴衣だと雰囲気違うネ？」
覚先輩をはじめとするほとんどの人は揃っていた。
来てないのは、牛島先輩と、、綾音ちゃん。
『そうですか？覚先輩は甚平なんですね。
よく似合ってます。』
胸がざわざわする。
2人、一緒にいるのかな？
「なかなか似合ってんじゃん。」
『ありがとう。太一くんも似合ってるよ』
「これは、綾音ちゃんの登場が楽しみだな。」
『ふふっ。そうだね』
相変わらずの綾音ちゃん好きだ。
「すまない。遅れてしまった。」
嗚呼、嫌な予感ほど当たってしまう。
なんで。
なんで2人が一緒に来てるんですか。
なんで牛島先輩が、綾音ちゃんを
お姫様抱っこしてるんですか。
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作者名：Lantana | 作成日時：2019年3月22日 22時
