第27話 小さい子からのアドバイス(2) ページ28
Aside
きり丸としんベヱに席を外して貰ったあと
乱太郎と話すことにした。ごめんね、2人とも。
今度うどん奢るよ……！
乱太郎「それでご相談とは？」
A「あぁ、実は僕がこの格好をしてるのって
想い人？にアピールするためなんだ」
うん、乱太郎相手なら話せると思ったけど
案外キツイね。
乱太郎「え!?想い人いたんですか!?」
A「え、いないと思ってた？」
乱太郎「はい。」
正直すぎる……
ちょっと傷ついたよ…
乱太郎「その、想い人って誰なんですか？」
A「乱太郎ならよく知ってるだろー？」
乱太郎「え？」
A「ほら、保健委員の3年生の……」
乱太郎「誰でしたっけ？」
A「おい！」
数馬、ほんとに影薄いんだな。
まぁ、そこも好きになりつつあるけど……
A「ほら、3年は組の三反田数馬だよ」
乱太郎「あー！三反田先輩ですね！」
A「ちょっ！静かにしろって！///」
慌てて乱太郎の口を塞ぐ。
周りを確認するが、特に誰もいない。
いやまぁ、忍者の学校だから気配消してるだけで
いるのかもしれないが…。とりあえずいないってことにしよう。
A「恥ずかしいから大声で言うなって！///」
乱太郎「しゅみひゃせん！(すみません！)」
乱太郎の口を自由にする。
乱太郎「それでそのような格好を？」
A「いや、ほんとはいつも通り帰る予定だったんだけど
友達にコーディネートされてな」
乱太郎「なるほど。確かにAさんはこんなに綺麗なもの
選びそうにないですからね！」
Σ＞─(´・ω・｀)→ｸﾞｻｯ…
純粋って怖いってことを初めて知ったよ…
A「…それはともかく、どうしたらアピールできるんだ？」
乱太郎「私に言われても…思い切って気持ちを伝えたら
どうですか？」
A「え!?///無理無理！あいつ気づいてないもん！」
乱太郎「でもこのままじゃずっと気づいて貰えませんよ！」
確かにそうだけど……
一方その頃
数馬side
今日はいい天気だなぁ
あれ？あそこにいるのは乱太郎とA？
何話してるんだろう？
近づいて聞いてみよう！
僕は影が薄いからバレないはず！
…言ってて悲しくなってきた
近づいて聞いてみるとどうやらAの想い人に
ついての話みたいだ。そんな人いたんだー
と思っていると
A「ほら、3年は組の三反田数馬だよ」
へー、3年は組の三反田数馬……
あれ？
もしかして僕のこと!?///
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カエル - 更新がかなり遅くなりすいませんでした、、。気おつけたいと思います、、。 (2022年5月13日 22時) (
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作者名：カエル | 作成日時：2022年4月13日 20時
