僕っ子と影が薄い人 (ページ25)

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第24話毒虫野郎のジュンコ探し(続き) ページ25

Aside

A「はい、左門手出して」
左門「ありがとう！」
喜八郎「おやまぁ、結構な力持ちで」

失礼な←
まぁ、慣れてるけどさ！

A「あの、綾部さんジュンコ見ませんでした？」
喜八郎「見てないよ。じゃあね」

なんてマイペースな人なんだ…。
しかも穴掘りに行くみたいだし。。

左門「A、あそこの茂みを見て見ないか？」
A「おう！」

左門と一緒に茂みに近づきジュンコを探そうとすると、
何やら大きなムカデがいた。
え、ムカデってこんなでかいのか?!

左門「これは大ムカデの三四郎じゃないか！」
A「お、大ムカデ？」
左門「あぁ、孫兵のペットだよ」

おい孫兵、ジュンコだけでなく
ムカデまで逃がしてるじゃないか！
ちゃんと見とかなきゃダメだろ！

A「まさかこれも捕まえとくのか？」
左門「たぶん、そうじゃないのか？」

嘘だろ、冗談であって欲しかった。
とりあえず手持ちには何もなかったので僕が
素手で捕まえることにした。なんとかムカデは
触ることが出来た。

左門「ムカデ触れるんだな！」
A「正直に言うと、もう触りたくないけどな」
孫兵「あー！大ムカデの三四郎じゃないか！」
A「孫兵！逃がしすぎだろ！」
左門「まぁまぁ！」

孫兵が来たところで三四郎を渡すと
向こうから藤内と三之助が来た。
手にはジュンコを抱えている。

藤内「孫兵、ジュンコ見つかったよ！」
三之助「まさか、屋根裏にいるとは思わなかったよ」
孫兵「ありがとう！よしよし！」

三四郎とジュンコを愛でている…。
ごめん、僕にはあんまり理解ができない←
あれ？そういや数馬は？

A「数馬はどこにいるんだ？」
左門「え、そんな人いたっけ？」

おいおい、お前らの同級生じゃんか。
いくら影が薄いからって……

数馬「おーい！ジュンコ見つかった？」
藤/左/三/孫「……誰だっけ？」
数馬「ちょっとー！三反田数馬だよ！覚えて！」

うーん、やっぱ数馬見ると変になるな。
なんかこう、顔が熱くなってまともに顔を
見れなくなるんだよなぁ……

数馬「Aは覚えててくれたよね!?」
A「あ、当たり前だろ！///」
数馬「ありがとう！Aだけだよ！覚えててくれてるのは！」ﾆｺｯ
A「!?///」

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文字数怖いので次へ！