【本編】妖怪学園の君２【妖怪学園Y】 (ページ40)

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第八十八話/緑/いちごぱふぇ(主催者) ページ40

リオside

リオ｢スターライトアロー｣

lemures｢ヴァァァァァ｣

lemuresが崩れていく。その顔は心なしかとても悲しそうだった。

リオ｢･･････安らかに御眠り下さい｣

そう言って、手を合わせる。

何とかさっきのlemuresを倒すことが出来た。

すると、プルルルルとスマホがなった。相手は、倉良坂先輩だ。

リオ｢もしもし？どうされましたか？倉良坂先輩｣

ユナ｢lemuresの件で興味深いものを見付けたの。今すぐY研に来てくれる？｣

リオ｢分かりました｣

電話を切ってY研の方向へ向かった。

リオ｢･･････それで、どんなものですか？｣

Y研に着いた私は倉良坂先輩に聞いた。

ユナ｢これ｣

見せられたのは、緑色のリボンをしたlemuresだった。

リオ｢赤は欲望型、青は強制型、つまり、緑は･･････｣

ユナ｢私達が考える限りは祈り型だと思うの。後、この写真コピーしたからあっちでも研究してくれない？｣

リオ｢分かりました｣

写真を受け取り、部室の方へ行こうとしたのだが、

『～♪』

ユナ｢･･････下校タイムね｣

リオ｢仕方ない。明日にします｣

私は寮へと帰った。

次の日、写真を届けようと部室へ向かったのだが、何やら部室の前が騒がしい。

リオ｢うちのクラブで何かありましたか？｣

すると、いきなり殴られかけた。避けたけど。

すると舌打ちをされ、こんなことを言われたのだ。

｢お前んとこの乙蘇満が広美さんに対して障害だって言ったんだろ！｣

｢お前らの方が障害だろ！｣

リオ｢･･････分かりました。一度本人と話をさせてください。後、うちの大事なメンバーに手、出さないで下さいね？｣

私は部室の中に入った。

リオ｢崇｣

崇｢どうされましか？｣

リオ｢昨日、十六夜さんに何か言った？｣

崇｢あぁ。確か、lemures滅殺クラブの活動において障害と言いましたね｣

リオ｢･･････ありがとう｣

私は部室を出てあそこへと向かった。

生徒会のプレディングルーム。

あの人に、本当のことを分かってもらわないと。

リオ｢失礼します｣

そこには、あの人達だけでなく、学園長と大王路さんも居た。

学園長｢黒羽君。乙蘇満君と十六夜君の件は知っているか？｣

リオ｢えぇ。その事で話をしに来たんです。十六夜さんも呼んでほしいんですけど･･････｣