【本編】妖怪学園の君２【妖怪学園Y】 (ページ31)

今日:5 hit、昨日:35 hit、合計:5,186 hit

第79話/それは/雪島凛音ページ31

ユナside

ユナ「で？“値に達して無い”と言われたと…」

フブキ「はい…」

ユナ「かと言って今此処(Y研)に来る必要あった⁉」

ジンペイ「リオさん酷いぜ！あんな事言ってさ！」

ユナ「そう…」

絶賛、Y研にYSPクラブ全員が来ました

研究の邪魔だとか思いながらも真摯に対応しています

正直キツイね。

ユナ「…でも確かに、貴方達の力はiemuresには及ばない。」

フブキ「そんな……」

ユナ「Y研も研究に参加させて貰っているのは事実。今貴方達が戦っているエイリアンより何倍、いや、何十倍も強い。それは、あの日リオさんと会った時から分かっていたんじゃ無い？」

皆「「「「「……」」」」

言いすぎちゃったかな？

ユナ「皆、私の言葉を聞いてどう思った？」

皆「「「「「え？」」」」」

フブキ「リオさんには…酷いって言いましたけど…」

言ったの？

ユナ「なるほどね…私もリオさんの気持ち、ちょっと分かる気がする」

ジンペイ「そんな！ユナさんまであの人につくのかよ！」

ユナ「そうじゃなくて。貴方達には、覚悟が無い。lemuresを倒したい？なら…………

“酷い”なんて言葉使ってたら、それは覚悟が無い、私でさえも、そう感じ取ってしまう」

ジンペイ「覚悟が……」

広美「そんな…まさかリオさんがそんな風に思ってただなんて……」

ユナ「あくまでこれは私が思った事だからね？…最も本心は、全然違ってるかもしれない。」

広美「そう、ですよね…有難う御座います」

そう言って、皆は出て行った

クウカ「どうしたんですか？」

ユナ「いや、YSPクラブの人達がlemuresを倒したいだなんて言うから…一応私の見解を伝えただけだよ」ﾆｺｯ

クウカ「YSPクラブの力じゃ、到底倒せるはずも無い…」

クウカ「だけどどうして、そこまで意気込んでるのでしょうか？」

ユナ「あの人達は、困っている人がいたら放っておけないんだよ。だからじゃ無い？」

クウカ「放って置けない…」

流石に言いすぎたかな？←もう2回目だよ

クウカ「確かに、そういう子達だもんなぁ…」

ユナ「感情に浸るのはそこまでにしないと、歯止めが掛からないよ？」

クウカ「あっ、確かに。それじゃあ、ユナさんも再開しましょう」

ユナ「うん」

……エイリアンが私を襲った謎

それだけは、まだ解明出来ないまま