【本編】妖怪学園の君２【妖怪学園Y】

第67話/もっと考えて/雪島凛音 ページ19

ユナside

小鳥遊咲さん達が協力してくれる事を外れた

ユナ「そうだよね…」

咲さんが出て行ってから、そう呟いた

ユナ「私の為だけに動かれたって、また転校して虐められたら…」

ラント「……」

ユナ「姉として耐えれないから…」

ジンペイ「…だとしたら、ユナ先輩やルナがどっちも救われる方法があるんじゃないか⁉」

思考をフル回転するものの、わたしには出てこない

ユナ「…その方法があるなら、とっくに選んでる」

ジンペイ「え…？」

ユナ「神前裁判も、乙蘇満崇は興味本位でやろうとしている。私が止めようにも、あの人はもう止められない。」

ラント「そんな事が…」

ユナ「確証は無い。けど…」

顔を上げて、皆の方を向く

ユナ「私、元々は“オッドアイじゃ無かった”んだよね」

皆-ユナ「「「「「………ええっ⁉」」」」」

ユナ「最近気付いたんだよ。記憶が塗り替えられてて気付かなかっただけで」

ジンペイ「なら尚更だろ！ユナさん、早く神前裁判をやるべきだ！いや、もうやっちゃうけど！」

ユナ「裁判をして私のオッドアイがどうなるの？戻らないでしょ？」

ユナ「エイリアンが直々に来ない限り」

皆-ユナ「「「「「！？」」」」」

広美「まさかユナさんも…」

ユナ「本当に小さい頃…まぁ、ルナが産まれて間も無い頃、かな」

ラント「聞かせてもらっても良いか…？」

ユナ「はい…」

私は、全ての事を話した

___知っている事だけね。

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