【本編】妖怪学園の君２【妖怪学園Y】 (ページ17)

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第65話/霊媒師少年が学園ポリス少女について少し…/桜吹雪ページ17

「臼三沢先生……話してくれたのはありがたいですが
やっぱり私は信頼できません」

「どうしてですか！」

「聞いていたんだったら分かると思いますが私は皆さんのあのやり方に反対するものです
それなのにどう信頼しろと……後、普通に出来ません。したくありません」

はっきりとゆっくりと話す咲
それにはどこか後悔の感じも入っている
……そうだよなと思いながら俺は聞いていた

「理由を聞いても？」

「すみませんが千歳から聞いてくれませんか？

千歳！すまんな…私は学園長室へ行って協力から降りることを話してくる」

「別にいいが……お前は大丈夫かよ」

「安心しろ！説得されてもおりるから！」

そんな呑気なことを言いながら咲は出ていった
俺はその後二人の視線から免れようと話をする

「それで…理由でしたっけ？最初にいっておきますが俺は咲の味方です
俺も協力する気はさらさらありません」

「わかりました…お願いします」

「まず先生は勘違いをしています…それは
十六夜のやってることに関して認めてはいますよ？彼奴」

「意外だったわさっきの流れから見ると認めてないように感じるから」

「うん…だがな～彼奴がどこから認めてないのかって言うのは簡単
全部倉良坂のためにやってるからってのが一番の理由だと思いますよ」

少し笑みを浮かべながら淡々と話している俺
先生は少し驚いている風にも見える

「彼奴は倉良坂だけ幸せにしようとしてる
まあそれはそれで良いと思いますが
それだけじゃあダメだと彼奴も俺も思ってる」

「じゃあ両親を許せといってるんですか」

「違います。両親は許さなくて結構です俺らは雨宮のことを言ってます
雨宮に関しては誰も何もしてない…もしそのまま解決して
雨宮が引っ越したら？雨宮がそれこそいじめにあったら？
意味がないんですよ結局のところ…いじめっ子やいじめっれっ子になる……
状況を知っている人の視線が苦痛になって自ら消えるって言う可能性も
それが嫌なんですよ……彼奴は」

一気に話してしんどい…わけよう
と思いながら最後にとある一言をつける

「だから俺と咲は協力が出来ませんし信頼も出来ません
それで全てか解決するなんて誰も保証してませんから」

後、普通に両親が何かしてくる可能性も考慮してだけど