【本編】妖怪学園の君２【妖怪学園Y】 (ページ13)

今日:29 hit、昨日:3 hit、合計:5,175 hit

第61話/凄いと思う/雪島凛音ページ13

ユナside

学園長室前。

さっきの凄かったもん

本当に←いつまで引きずるのさ

ｺﾝｺﾝ

ユナ「失礼します」

学園長「良いぞ」

中に入るとみんなくつろいでいた

広美「ユナさん！」

ユナ「あ…広美さん」

広美「大丈夫ですよ。もう」

ユナ「いや、それよりも…ね。」

ラント「さっきのあの声があまりにも…」

ユナ「あ、はい。そういうことです」

広美「えっ⁉ もしかして怖かったですか？すみません！」

ユナ「いや、怖かったと言うか…凄いとは思いましたよ」

広美「えっ？」

キョトンとしないで、話し難い。

ユナ「あれだけ否定していたのに、喝を入れてくれて。まず、あれだけ声が出るのが凄いですよ…本当。(色んな意味で)尊敬ですよ」

広美「有難う御座います！これからも何か力になれる事があったら、なんでも言って下さい！」

この子押しが強いなぁ…

ラント「それ以上くっつくのはやめてやれ、広美。迷惑だろ？」

そう、生徒会長の言う通り、めっちゃくっつかれてる

正直迷惑←失礼

広美「えっ、あ、すみません！」

ユナ「ﾌﾌｯ、いいんですよ、別に」

皆-広美、ユナ「「「「「(良くないような声で言ってるけど)」」」」」

言ってないよ

ユナ「ていうか皆さんくつろぎ方…」

ほぼ同窓会みたいになってるんだけど

ジンペイ「あ、入るか？」

ユナ「え、」

ジンペイ「入ろーぜ！ユナさんも！」

言われるがまま入る事になりましたと

…こうやって、みんなでワイワイするのはいつ振りだろうか。

テーブルの上にあった水色のマカロンを一つ、口に運んだ