｛nanaとなな｝と｛himari｝の短編集《コラボ》 (ページ5)

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{himari}詩です。ぜんぶひらがなでっす。かんどうするかもね。ページ5

きゅうりはおいしい。
しおをつけたらおいしい。
なまでたべたもおいしい。
ちくわにさしてもおいしい。
ハムでまいてもおいしい。
ひやしてかじるだけでもおいしい。
きゅうりちゃぁーはんとか、おいしそう。
きゅうりあじのびーるもいいね。
きゅうりおうこくとか、ないかな？
でも、たべたらなくなっちゃう。
しょうみきげんがすぎても、すてられちゃう。
かこうかいしゃでおとしても、たべられない。
わたしのねがいはひとつ。
きゅうりをずっとたべていたい。
ようつべみながらたべていたい。
どんないっぱいのおかねも、
どんなおいしいおかしも、
あじのおいしいするめも、
どんなにたくさんのあまいまかろんも、
みんなたべたらなくなっちゃう。
みんなつかったらなくなっちゃう。
みんな、みんな、みんな、・・・。
いつかはきえて、なくなっちゃうんだ。
いつかは、つかっちゃうんだ。
そうだよ。
あべそうりだって、
おばまだいとうりょうだって、
みんなみんな、いつかわきえちゃうのだ。
ちきゅうだって、うちゅうだって。
しっているかい？
ちきゅうはね、６おくねんごに、たいようがしょうとつしてくるんだよ。
そして、そのときにわ、みんなきえるんだ。
だから、いきているうちに。
みんながここにいるうちに。
めぐるめぐるじかんのなかで。
やれるうちにやるんだ。
あそびだって、
しごとだって、
べんきょうだって。
すきなことをするのだ。
ちいさいときには、べんきょうしなきゃだめ。
なぜかわかるかい？
べんきょうするなかで、やりたいことをみつけるのだ。
けーきやに、
こんびにてんいんに、
くるまやさんに、
げいのうじんに、
てんちょうに、
みこさんに、
かんぬしさん。
きまらないひとは、
むしょくっていうなまえの、
おしごとをするんだ。
むしょくはわるいことじゃない。
かといって、じゅうじつしているひともわるくない。
このせかいにわるいひとはいない。
かならずみんな、とくぎがある。
ちょうしょがないひとはいない。
だからって、たんしょがないひともいない。
みんなおなじところがある。
だからじしんをもって。
いまをいきるんだ。
みんなはわるぐちをいわれることはあるよね？
でも、それでもめげずに。
こういえるかな。
「やめて。」
しかえしはだめ。
じぶんでわるいことをしたら、
「ごめんなさい。」
この６もじがいえるといいね。

ちょうへんになっちゃったよー。

ごめんなさい。