すねいぷ先生がこわい ページ18
ロン「ここが地下室。魔法薬学の授業はここだね。」
地下室は……うーんなかなか日当たりが悪く重く冷たい空気を纏っていると同時に……なんだこりゃ、グリフィンドール生とスリザリン生でキッパリ教室が割れていることに気がついた。
緑の中に赤が入ることもなければ赤の中に緑が入ることも無い。
実に犬猿の仲と言うには相応しすぎる２寮である。
僕に関係のある事じゃないが、少しそれを寂しく思った。
ハリ「A、分かってはいると思うけど…お願いだから、この間の薬草学の授業みたいに居眠りしないでね」
ロン「本当だよ。見てるこっちがヒヤヒヤするんだから！」
ごめんごめん、と軽く交わすと硬い椅子に腰を下ろし、寒いのでハリーにぴったりくっついた瞬間大きな音を立てて勢いよく扉が開く。
真っ黒なローブ…スネイプ教授だ。
静かだった教室内に、いきなり入ってきたものだから思わず驚いて「ぅﾞおﾞｯｯ」と声を漏らしてしまう。
……我が口よ、男らしくて結構だが浮くのでやめてくれないか(切実)
教授は声のなる方＿＿…そう、僕の方をくるりと振り返りまっすぐと見据えた。
その表情は読み取れない。
あ〜これやらかしたか？怒られるやつか？？僕ぅ！！！
ロンがグリフィンドールは容赦なくバンバン点数を減らされると言っていたのを思い出す。うん。これ詰んだ。
それから30秒ほどスネイプは動かなかった。全身を……いや、魂の隅から隅まで見透かされているようで居心地が悪かった。
怖くなってさらにぎゅうぎゅうとハリーに詰め寄る。人の体温は安心するぜ！！
スネイプは普段から外れることの無い眉間の皺をグッ、と一際深く刻むと、また前に向き直って出席を取り始めた。
はあ……まるで息が出来ないような感覚だ。とりあえず減点は免れた…もう本当に怖い(正直)
彼がハリーの名前を呼ぶと思った所で、少し止まり猫なで声をだしながら＿＿…うーん。もう少し上手く表せないだろうか。分かりやすく言えば、ねっとりとした声だ。
セブ「あぁ、さよう…ハリー・ポッター…。我らが新しい＿＿＿＿スターだ。」
………………。
ハリーさんなんか目付けられてません???
何した???何したハリー???
スネイプ教授の嫌味を込めた声色に、クラス中から…違うな、主にスリザリン方面から冷やかし笑いをされるハリー。
本当に彼は何をやらかしたんだか。
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好き - 面白すぎです😿😿 (9月12日 17時) (
レス) @page50 id: 2437b79950 (このIDを非表示/違反報告)
るってや(プロフ) - 続き待ってます…！ (2023年2月17日 19時) (レス) @page50 id: 08d4d63fce (このIDを非表示/違反報告)
あい(プロフ) - 続き待ってます (2023年1月3日 20時) (レス) @page50 id: 4bcda9126d (このIDを非表示/違反報告)
奥山乃愛(プロフ) - 初コメ失礼します！！夢主は前世の記憶がないんでしょうか？出来たら思い出してスネイプ先生達を安心させてあげてほしいですね！無理せずに頑張ってくださいね！ (2022年8月24日 7時) (レス) @page22 id: fdc1778b4b (このIDを非表示/違反報告)
アポロ(プロフ) - 続きをお恵みくださーーーい！！！更新お願いします。この作品とっても面白くて大好きです！ (2022年5月5日 18時) (レス) id: 82fcf22726 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ぱあたん | 作成日時：2020年5月25日 8時
