169話 ページ34
真希side
可笑しい
最近
態度は相変わらずだがそこまで女を蔑むことがなくなった
前までは気に入らない事があれば普通に手を上げていた奴が今では嫌味を一言二言言って終わりだ
あいつらしくなくて気味が悪い
真依「ねぇお姉ちゃん。最近直哉さん優しくなってない?」
真依も思ったのかそう聞いてきた
『あぁ。気持ち悪いな』
真依「気持ち悪いって、、、そんな事言ったのがバレならまた殴られるよ」
『最近殴られねぇから気持ち悪いんだろ』
アイツの心情の変化
それには何が、誰が関わっているのか
知るのは意外と早かった
たまたま行く先が一緒になって直哉の後ろを着いていく形になってしまった時だ
真希「(最悪)」
バレないようにそっとため息をつきながら重い足を動かす
その時、懐から何かが落ちた
恐る恐る拾う
そこには青い瞳の白髪の女が写っていた
聞いた事があった
五条家にはうん百年ぶりの六眼と無下限呪術を併せ持つ天才がいると
お前とは月とすっぽんだと嫌味ったらしく言われたのを今でも覚えている
その五条家の女と特徴が一致していた
てかこの角度って隠し撮り、、、
眉間に皺を寄せる
なるほど
勘のいい真希は直ぐに察した
五条Aに惚れたのか
だから妙に女に優しくーー
「おい」
肩が跳ねる
直哉「それ返せ」
いつの間にか背後に直哉がいた
返せと言う割には無理やり真希から奪い取った
『アンタが変わった理由がずっと気になってた』
直哉「!」
『そいつに惚れたからなんだな』
直哉「、、、お前に関係ないやろ。落ちこぼれ」
直哉は否定はしなかった
厄介な奴に惚れられたなと思うと同時にコイツがここまでなるほどの相手、五条Aがどんな人物なのか気になった
いつかは会ってみたい
ーーそう思って2年半
直哉「なぁAちゃんもう1回キスしてや」
A「は、はぁ、!?」
まさか最初に会うのがこんな場面とは予想もしなかった
A「ッ、調子乗んな、、、あれは仕方なく、」
直哉「じゃあ今も仕方ないと思ってしてや」
後退る五条Aにさらに詰め寄る直哉を見て真依が顔を赤く染める
見ないように顔を逸らすもやっぱり気になるようで、チラチラと視線を移す姿は我が妹ながら可愛い
A「無理に決まってんだろ!」
直哉「何で?俺ほんまの婚約者やで」
『(迫り方にクズさが滲み出てるな)』
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胡蝶 恵@副垢(プロフ) - 好きです(唐突な告白) (2022年1月9日 3時) (レス) @page22 id: 5b2f0bd76c (このIDを非表示/違反報告)
モッチー(プロフ) - ミリアさん» コメントありがとうございます!自分の作った作品をそんな風に言って頂けてとても嬉しいです(*^^*)これからもどうぞよろしくお願い致します! (2021年3月21日 18時) (レス) id: 982b2a960d (このIDを非表示/違反報告)
ミリア - 凄く楽しめました!!。成り代わり作品は、大好きなのでこの作品も凄く好みで良かったです。これからも無理せず自分のペースで更新頑張って下さい。 (2021年3月21日 15時) (レス) id: 98ce85bdde (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:モッチー | 作成日時:2021年3月15日 12時