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11話 ページ13

『ゲッ』


あの日から2週間後である


私の目の前には甚爾が居た


『本当に来やがった、、、』


しかも私の部屋まで


使用人増やすか?


いや、それだと私が外に抜け出す時困るな


面倒臭い


甚爾「約束しただろ」


『゙一方的な゙約束な』


甚爾「早く準備しろよ」


無視かよ


『行かねぇよ』


甚爾「お前外に行きたくないのか?」


こんな息苦しい所嫌じゃないのか、と心底不思議そうに問う


『嫌に決まってんだろ。でも使用人増やされる方が嫌なんだよ』


あと今日は気分じゃねぇ


甚爾「そんなもん殴って終わりだろ。それとも何だ?人なんか殴れない優しいお嬢様なんか?」


『違ぇよ』


初対面のお前殴ろうとしたのは誰だと思ってんだ


分かりきったこと聞きやがって


いちいち癇に障る奴だな


『とにかく私は外に行かない。ほっとけ』


甚爾「お前に拒否権はねぇ」


ニヤ、と笑い甚爾が私の服に手をかけた


『は!?何すんだバカ!!』


甚爾「何って、、、お前が動かないんだったら無理やり着替えさすしかねぇだろ」


慌てて手を抑えるが甚爾の手は緩まない


『ッ〜〜〜!!分かった!行けばいいんだろ!!』

















『、、、』


げっそり


着替えるだけでこんなに疲れたのは初めてだ


甚爾「、、、」


こっちをじっと見る甚爾


『何だよ』


甚爾「お前やっぱ目立つな」


白髪に青い瞳


その珍しい容貌にAは注目の的だった


横を通る一般人にチラチラと見られる


甚爾「取り敢えずフード被っとけ」


無理やり被されるが、私も視線がうっとおしいと思っていため大人しくする


甚爾「よし。じゃあ最初はーーー」








甚爾に連れられ行き着いた先ばふぁみれずというやつだった


来たことがない場所なため少しソワソワする


甚爾「ほら頼めよ。昼飯まだだろ」


『私金持ってねぇんだけど』


甚爾「俺は女に払わせるような事しねぇよ」


私が男だったら払わしてんのかよ


いい大人なんだからそこは男でも払えよ










その後、くれーぷやらげーむせんたーやら色んなとこに連れられた


普通に楽しんでしまったのが悔しい


甚爾「楽しかったか?」


『、、、まぁまぁ』


素直じゃねぇ、と吹き出す甚爾


携帯を開く


今の時間は6時


甚爾「そろそろ帰るーーー」


「ここで何をしている」


帰るか、そう言おうとした時着物姿の男に声を掛けられた

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モッチー(プロフ) - 琥珀さん» そんなに喜んで頂けるとは笑こちらこそ読んで頂きありがとうございます!甚爾さんはロリコン(笑)と言うよりたまたま好きになった人が11歳も離れている夢主さんと言うだけ笑まぁ世間から見たらロリk、、、失礼しました (2021年2月12日 16時) (レス) id: 982b2a960d (このIDを非表示/違反報告)
琥珀 - 甚夢はなかなかお目にかかることが出来ないので本当にありがとうございます(号泣) でもこの甚爾さんてもしかしてロリk………よ、よき〜〜〜!!!!出来ればこのまま甚爾さんお相手がいいけど難しいですよね………長文失礼致しました (2021年2月12日 13時) (レス) id: 29eff10e9f (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:モッチー | 作成日時:2021年1月25日 3時

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