慈しい百丗玖 ページ39
『遅れてすみません!今日はよろしくお願いします!
冨岡さん!』
冨岡「、、、あぁ」
一言言うとスタスタと歩いてしまう
は、速い、、、
俺も後を追った
松衛門「一番最初ノ柱トノ任務ハ、兄弟子デアル義勇ダトAもヤリヤスイダロウトイウオ館様カラノ気遣イダァ!感謝シロ!!」
『お館様からの?ありがとうございますと伝えておいてくれ!』
松衛門「分カッタァ!」
松衛門と話していると冨岡さんが急に止まった
俺は反応出来ずぶつかる
『ど、どうしましたか?』
冨岡「速かっただろうか、、、」
!!
『大丈夫です!』
冨岡「手を、、、繋がないか」
、、、
もしかして、速い→俺が遅れる→距離ができる→手を繋いだら一緒に歩ける
という事だろうか?
『お気遣いは嬉しいんですが、冨岡さんに迷惑は、、、』
冨岡「、、、」シュン
『うっ、、、』
何故そんな顔を、、、
『、、、分かりました。わざわざすみません』
冨岡「構わない」
『では、、、』
手を出す
冨岡は俺の手を握った
『っ、、、』
恥ずかしい、、、!!
落ち着け落ち着け
これは俺が遅れてしまうから手を握ってるだけだ。深い意味は無い。大丈夫大丈夫
!!
そうだ!弟だと思えば、、、←
、、、、、、
よし!大丈夫!←
結局いつになってもAは鈍感だった
町に着く
『あの、冨岡さん、、、もう町に着いたので手は、、、』
冨岡「、、、」
『あの、、、、』
冨岡「、、、、、、そうだな」
ためが長い!!
冨岡が俺の方へ顔を向ける
冨岡「別行動しよう。だが、絶対夜になる前には集まる」
えっと、、、つまり別行動して鬼の情報を集めるけど、俺は鬼舞辻に狙われているから絶対に夜になる前に情報集めを終えろってことかな、、、?
『分かりました!』
クルリと回り歩き出す
ガシ
手を掴まれた
『冨岡さん?』
冨岡「くれぐれも(男には)気をつけろよ」
『はい!』
冨岡さんは安心した様子で歩き出して言った
今は昼間だから鬼は出ないと思うけど、、、
少し疑問に思いながら俺もその場から歩き出した
午後六時、、、
冨岡「分かったか?」
『はい!どうもここでは十歳から二十歳の人が沢山行方不明になってるそうです』
冨岡「俺も同じように聞いた。西の方角で多いそうだ」
『では向かいましょう!!』
冨岡「あぁ、、、炭治郎」
『はい!』
冨岡「名前で呼んでくれないだろうか」
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眠いちゃん - 色々と尊い (2023年1月4日 23時) (レス) @page36 id: acdc06f415 (このIDを非表示/違反報告)
桜彩 - 続きが楽しみです!頑張ってください! (2020年5月7日 12時) (レス) id: 6f79f7da2a (このIDを非表示/違反報告)
まっちゃん - 全部読ませて頂きました!!無限列車編が楽しみです! (2020年5月6日 15時) (レス) id: 379dd4f6ed (このIDを非表示/違反報告)
紅羽瀬 - はじめまして!前々作から読ませて貰ってます!話めっちゃすきなので、更新頑張ってください! (2020年5月6日 15時) (レス) id: 670fb2d290 (このIDを非表示/違反報告)
RIKU - 全部見ました、面白かったです。更新頑張ってください! (2020年5月4日 19時) (レス) id: 203b0c7d28 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:モッチー | 作成日時:2020年5月3日 2時