慈しい百丗陸 ページ36
やっと屋敷に入り、落ち着く
しかし、今の俺には追いかけ回された時とは別の困り事があった
鋼鐵塚さんが俺を見つめてくるのだ
そこまで俺の女の格好は変だろうか、、、？
『あの、刀を、、、』
鋼鐵塚「、、、あぁ」
渡される
『ありがとうございます！』
鋼鐵塚「お前、、、前に意中の男はいねぇって言ったよな」
？
『はい』
鋼鐵塚「なら俺と結婚しねぇか」
『すみません。もう一度お願いします』
鋼鐵塚「俺と結婚しねぇか」
聞き間違いじゃなかった、、、！！
『エット、、、何故でしょうか』
鋼鐵塚「結婚しろって煩いんだよ」
あ、なるほど！
つまり俺のことが好きということではないんだな
なんとなく安心する
『すみません、、、俺はまだ結婚は、、、』
鋼鐵塚「じゃあ婚約でいい」
『き、鬼殺隊なのでこの先何があるか、、、』
鋼鐵塚「それでもいい」
『歳の差は！？』
鋼鐵塚「俺は気にしない。お前は？」
『俺も気にしないですけど、、、』
鋼鐵塚「なら別に問題ねぇだろ」
、、、
『好きな人と結婚した方がいいと思います！』
鋼鐵塚「好きだが？」
『え』
好き？
『あの、、結婚しろって煩いからでは？』
鋼鐵塚「何言ってやがる。いくら煩いからって好きでもない奴と結婚しようとするか」
、、、つまり、鋼鐵塚さんは俺のことが好き？
ﾎﾞﾝ
顔が赤くなる
『いいいいつからですか！？』
鋼鐵塚「分かんねぇ、、、けど」
するりと俺の頬を撫でる
鋼鐵塚「お前を見る度胸が煩くてしょうがねぇ、、、これって好きって事だろ？」
『え、とあの、』
鋼鐵塚「A、、、」
名前呼び！？今までお前とかだったのに、、、！！
もう無理！！恥ずかしさでどうかなってしまいそうだ！！
誰か助けて！！
そう思った時、
ｽﾊﾟﾝ
襖が勢いよく開いた
しのぶ「人の屋敷で逢い引きしないでくれますか？」
そこにはしのぶさん、善逸、伊之助がいた
全員怒った匂いがする
え、、、、
助けだというのに俺の顔は青ざめる
ピリピリとした空気が部屋中に走った
善逸「A」
『ハイ！』
善逸「後で話ししような」ﾆｺｯ
これ決定事項だ、、、
伊之助「、、、」
というか伊之助がさっきから喋らないんだが！？
鋼鐵塚「まぁいい。また今度なA」
あ、まっ、、
鋼鐵塚は去っていった
この状況で一人にしないで下さい！！
ｶﾞｼ
肩を掴まれる
しのぶ「さぁAさん」
善逸「話をしようか」
『ひぇ、、』
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眠いちゃん - 色々と尊い (2023年1月4日 23時) (
レス) @page36 id: acdc06f415 (このIDを非表示/違反報告)
桜彩 - 続きが楽しみです！頑張ってください！ (2020年5月7日 12時) (レス) id: 6f79f7da2a (このIDを非表示/違反報告)
まっちゃん - 全部読ませて頂きました!!無限列車編が楽しみです！ (2020年5月6日 15時) (レス) id: 379dd4f6ed (このIDを非表示/違反報告)
紅羽瀬 - はじめまして！前々作から読ませて貰ってます！話めっちゃすきなので、更新頑張ってください！ (2020年5月6日 15時) (レス) id: 670fb2d290 (このIDを非表示/違反報告)
RIKU - 全部見ました、面白かったです。更新頑張ってください！ (2020年5月4日 19時) (レス) id: 203b0c7d28 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：モッチー | 作成日時：2020年5月3日 2時
