クズ嫌い症候(硝子)群

6話 ページ7

｢｢『､､､､､､､､』｣｣


夜蛾｢､､､､おい｣


後日無言のままそれぞれの方向を向く3人に夜蛾は呆れた表情を浮かべた


仲良くしろと促すも反応はない


仕方がなく夜蛾は今日の任務はついて話始めた









夜蛾｢A。今日の2人の任務後の話なんだが､､､｣


今日の任務は夏油と五条の2人が当たるものらしくバチバチと睨みながら去っていった


その2人がどうしたのだろうか


夜蛾｢帰ってきたら怪我がないかの確認をしてもらいたい｣


これからお前にはその役割が多くなると思うと説明される


まぁ反転術式を使える奴は希少だからな


あまり危険な任務に駆り出される事はないか


それにしてもあの二人を治療､､､


夏油はともかく五条がさせてくれるのは想像出来ない


『分かりました』


まぁそれなりに強いみたいだし大丈夫だろ















ーーと思っていたが


夏油｢A！｣


五条を肩に抱えた夏油が部屋に入ってきた


『こっちに寝転ばして』


すぐに状況を判断する


五条｢、っ｣


目立った外傷はない


けど冷や汗が凄いな


顔も青白い


夏油｢大丈夫なのか！？｣


『声抑えろ。こういう時周りが焦ったら余計に悪化する』


見たところ血が出ている訳じゃないな


内部か？


『おい夏油、五条がこうなった理由は？どんな風に倒れた』


夏油｢分からない、急に倒れたんだ。呪霊から何かされた感じはない｣


急に､､､？


もしかしてーー


ｶﾞｯ


脳の方へ手を伸ばした瞬間、


五条が目を覚まし私の腕を掴んだ


五条｢やめろ、余計なお世話だ｣


夏油｢そんな状態で何言ってーー｣


ﾊﾞｼｯ


起き上がろうとする五条の頭を叩く


夏油｢A！？｣


五条｢ぐ、｣


『お前術式使いきれてないな。脳に負荷かかってんぞ』


五条｢てめ、｣


『そんなに私の施し受けたくないなら最初から倒れるなよ。いい迷惑だ』


大人しく治療されとけともう一度寝かし、額に手を置き反転術式を使う


眉間にシワを寄せていた五条の顔がふっと緩くなった


なんだ


可愛らしい顔も出来るんじゃないか





ー備考ー
五条、夏油の術式についての資料を予め先生から貰っている

7話→←5話

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す