29話 ページ30
夏油side
目の前で優雅に珈琲を飲むAを見つめる
A「起きた?」
『え、うん』
A「おはよう」
『おはよう、、、?』
普通に挨拶するもんだから思わず困惑顔になった
A「台所と冷蔵庫借りていい?」
『いいけど、、、え?』
A「お前は珈琲飲んで待ってな」
Aは夏油のえ?の言葉に反応はせずさっさと台所へ向かってしまった
???
まだ夢の中、、、?
頭を抱える
もう一度Aへ視線を移すとフライパンを持って料理していた
『、、、夢か』
思わず現実逃避
未だに状況を上手く整理出来ないままちびちびと珈琲を飲んでいると、Aの「出来たぞ」を合図に朝食が運ばれてきたせいで更に困惑する
A「いただきます」
そんな夏油を無視して普通に食べ始めるA
『私たちって結婚してたっけ?』
A「何言ってんの」
あ、ちゃんと現実だ
本気で嫌そうに顔を顰めたAを見てやっと今の状況を受け入れた
『急にどうしたの?わざわざ私の分まで作ってくれてるし、』
A「昨日ベット貸してくれたお礼」
『あぁ、なるほど、、、』
A「夏油朝弱いくせに今までよく起きられたな」
いつも開始時刻には間に合ってるのが不思議なぐらい目覚め悪いかったぞと言うAに情けないところ見せてしまったと少し反省する
『あー、目覚ましが数分鳴り続けたらなんとかね』
A「あ、だから今回起きれなかったのか」
多分数分も鳴り続けてないし今回は私が止めたからなと言う
A「悪い事したな」
『いや、寧ろ起こしてくれありがとう』
、、、それにしても
『A料理出来たんだね』
A「まぁ前世からやってるしな」
そうだった
前世は大人だったわけだし作り慣れてるか
『美味しいよ』
誰かの手料理を食べるのは久々だな
心が温まるのを感じる
A「、、、そう」
、、、へぇ
普段何を言っても無反応なAが嬉しそうに少し頬を緩めた
こういう感じが好きなのか
なるほど
A「何ニヤニヤしてんだ」
顔に出ていたようでAに頭を叩かれた
ー備考ー
作ったものを美味しそうに食べてくれるのが好き
これは前世と同じ
料理はどちらかと言えば苦手な方だったが元彼の為に頑張った
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まる兄(プロフ) - 面白い!もし元彼がこの世界に転生してたら最強二人に殴られてそう、、、、前世に夜逃げした罪よね、みてみたいw元彼が未練残っててストーカーする番外編【自業自得】 (2022年3月8日 0時) (レス) id: b4de3cad02 (このIDを非表示/違反報告)
こかさいだー(プロフ) - 夏油も五条も家入さんの沼にハマってきてる・・・だと・・・!?()ありがとうございます供給です(わっほい) (2022年2月21日 15時) (レス) @page11 id: 547b12db08 (このIDを非表示/違反報告)
こかさいだー(プロフ) - むしろこちらこそ神作をいつもありがとうございます!!どうかお体に気をつけてお過ごしください(●︎´▽︎`●︎) (2022年2月20日 19時) (レス) @page1 id: 547b12db08 (このIDを非表示/違反報告)
モッチー(プロフ) - こかさいだーさん» こかさいだーさんには他の作品も見てもらい本当に感謝しています!いつも読んで頂きとても嬉しいです( *´꒳`*) (2022年2月19日 19時) (レス) id: 982b2a960d (このIDを非表示/違反報告)
モッチー(プロフ) - 外し忘れてました<(_ _)>教えて下さりありがとうございます!応援もありがとうございます笑 (2022年2月19日 19時) (レス) id: 982b2a960d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:モッチー | 作成日時:2022年2月19日 13時